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【本要約】ME TIME

こんにちは!
2児ママのこはねです。
子育てや仕事をしているとつい自分を後回しにして自分時間が作れずイライラした経験ってないですか?

【この本をおすすめしたい人】
📕自分時間がなくて苦しい
📕いつも誰かを優先してしまう
📕いざ時間ができても何をしていいか分からずに時間だけが過ぎていく

こんな悩みを解決してくれる本を紹介します👇

自分だけの時間を取り戻そう

時短や効率化をしても時間は生まれない

仕事や家事の時短術ってたくさんありますよね?
仮に2倍のスピードで仕事がこなせるようになっても忙しさは消えない
なぜなら仕事は終わったら次から次への舞い込んでくるので。

私は会社員時代、人より仕事を早く終わらせれる自信がありました。
実際に早く終わらせても定時までの時間は仕事をしなければいけない・・
そして仕事が遅れている人の手伝いをして一向に自分時間が増える事はない。
なので時短や効率化は大事な事が小手先だけでは自分時間は作れないという事です。

相手を優先させる限り、自分時間は永遠にこない

仕事に一生懸命で真面目な人ほど頼まれた残業を断れない、自分がやらないとという責任感があってなんでも引き受けてしまいますよね。

私も実際、会社員時代に早く帰りたくても上司に頼まれた残業を嫌な顔一つせずに引き受けていました。
そんな事をしていたので、家に帰ったらご飯を食べて、お風呂に入ってさっさと寝るという生活に必要最低限のことしかしてなくて自分の趣味やワクワクする時間なんて到底持てない
なんのために仕事をしているか分からずに燃え尽き症候群になってしまった経験があります。
この事から自分は最優先したってなんの罪もないです。
嫌な残業は断っても何も悪い事ない!

使える時間は24時間ではない

人間はみんな平等に24時間与えられています。
24時間どうやって有効活用しようか?と考える方が多いですがこれは間違いです。
実質使える時間は24-7時間(睡眠時間)=17時間
さらに仕事の8時間や家事などを差し引いたら自由時間は限られてきます

細切れ時間は溶けやすい

自分時間は1日でかなり限られています。
いざ、自由時間ができても何をするか決めておらず結局だらだらスマホを見ていたらあっという間に時間が過ぎていた!という経験ないですか?
ほとんど何もしていないのに、氷のように形がなく溶けてしまい、結局何も残らなかったという表現から時間が溶けると言われています。

ME TIMEを実現する【SEEメゾット】

著者プロデュースの【SEEメゾット】という方法があります。
この方法を使うと限られた時間を見つめ、時間を選びとり、望む人生を生きることができます。

【SEEメゾット】
STEP1:show(見える化)
STEP2:edit(編集)
STEP3:enjoy(楽しむ)

show(見える化)

今の自分のありのままの時間を見つめ現状把握します。
どんなことでも現状把握しないと改善できないですよね?
お金→お金はいくら使っているのか
ダイエット→摂取カロリーはどれくらいか?
時間→何にどれくらい使っているか?

今の自分がどれくらいやらなきゃいけない事・やりたい事を抱えてそれが時間という「箱」に納まるものなのか把握していきましょう!

edit(編集)

時間を整理して選びとっていきます。
ここで大事になってくるのが「hava to(やらなければ)」なのか「want to(やりたい)」なのかの見極めです。
自分にとって「やらなきゃ」なのか「やりたい」なのかを軸にして1番重きを置いて取り組みたいこと、増やす時間、減らす時間を決めていきます。
自分にとって必要のない事は全て手放していき、自分にとって大事な事に時間を編集していきます。

enjoy(楽しむ)

編集し終えた後はめいっぱい時間を楽しむ

自分にとって選び抜いた時間を過ごす事で「人生に後悔はない」はずです。

このようにshow→edit→enjoyのサイクルを回すことでライフスタイルが変わっても後悔しない時間の使い方ができます。

時間の見直し=人生の見直し
断片的に見たら時間ってそんなに重要性を感じる人って少ないかもですが、人生って考えるとハッとしますよね。
毎日の積み重ねで人生は作られていきます。
そう考えると1日1日無駄にはできないですよね・・。

Have to(やらねば)とWant to(やりたい)を明確にする

時間がないと焦っている人の特徴は【優先順位】が決めれない
でもそんなこと言ったって全部大事なの!
っていう気持ち、分かります。
あれもこれも大切でどれを重点的にやっていいか分からなくなる・・
そして全部中途半端。

この場合でありがちなのは「自分の基準」と「他人の基準」の線引きができていない状態ということ。
そこで大事になってくるのは【やらねば】なのか【やりたい】なのか。

【やらねば】ばかりを優先し過ぎて【やりたい】を後回しにするといつまで経っても【やりたい】はできません
【やりたい】ことは前もって確保する事が大事です。

①Have toとWant toの見極め方【初級編】

タスクに対してなんで?と深堀りしていきます。
私の例で言うとこんな感じです👇

個人的感じるのは「ワクワクしてすぐ行動に移せる」事はwant to。
「仕方なくやる、自分にムチを打ってやる」事はhave toだと思っています。

Have toとWant toの見極め方【中級編】

have to とwant toをポジティブな変化量として見るため図にして優先順位を決める

朝のME TIMEの作り方

著者が朝を推奨している理由は【誰にも邪魔されない唯一の1人時間】だからです。
日中は夜って宅配やLINEの通知、SNSなど他者との関わりが多くて邪魔が入る事が多い・・
でも早朝ならそんな心配もなく自分だけの時間を確保できます。

朝は圧倒的にwantをやろう!

朝は自分にとって1番大好きな事をしましょう
楽しくなったりワクワクすること。
なぜかと言うと【朝の過ごし方で1日の過ごし方が決まる】からです。
だから朝は必ず自分がやりたい事を先に埋めてスッキリさせましょう。

朝のSEEメゾットの作り方

show:好きを100個書き出す

→「したいこと」ではなく「好きな事」を書く
好きなことをリストアップしておく事で時間ができたら迷わずすぐに取り掛かれます。
書き出せたら早速ME TIMEにやってみる

edit:グッときた好きに印をつける

書き出した好きな事100個リストの中から自分がグッときたキーワードに印をつけてみて下さい。
例:キャンプの準備をする、旅行の準備、旅行のプランニング、ホームパーティーの準備など
→・お題を与えられる・考える・工夫する・相手に喜ばれる
これらが自分の「好き」という事に気づきます。
そして好きに気づくと自分の「ホンネ」が見えてきます。

enjoy:朝日記で1日を予測する

朝日記とは今日1日の出来事(まだ終わっていない今日の出来事)をいいイメージをして予測して書くことです。
例:今日は段取りよく仕事も進めて定時で帰れた!
先に宣言しておく事で1日の意識が変わります。

夜のME TIMEの作り方

夜は他者のと関わりもあり、ME TIMEを作ることに工夫が要ります。
ここでは【どうしてもやりたい事ではないけどできたらラッキー】を思う事をしましょう。

show:現状と理想のナイトルーティーンを書く

作成ステップ👇
①理想の時間割を決める(平日・休日)
②現状の時間割を書く(平日・休日)
③課題と対策を考える
④定期的に振り返る

実際に私も書き出してみました!👇

edit:理想と現実がなぜズレているのか考える

理想は20時までに子供たちを寝かしつけてその後は自分時間に当てたい!
でも現実は寝かしつけの時間が押して1時間遅い・・
夕飯を作る時間をもっと早めたら前倒しになってもっと早く寝かしつけれるかも!
こんな感じでズレている原因を探っていきます。

ただ子育てってそんなスケジュール通り行かないことがほとんど。
だから著者いわく、【時期的なもの】と割り切ると良いみたいです!
0-3歳ごろって1番手がかかるし、睡眠時間もなかなか確保できない・・
だから小学生くらいになるまでは「仕方ない」と割り切ると気持ちが楽になりますよ。

【ダラダラしてしまう時の対処法】
ダラダラする事自体は悪ではない。
時間を浪費して自己嫌悪に陥ってしまう状態が悪です。
ちなみに忙しいのにダラダラしてしまう原因の一つに後回しにしている事に対するモヤモヤがあります。
先送りにしたいからダラダラしてしまうのです。
やらなければいけない事はサッサと予定に組み込んでやってしまいましょう。

enjoy:心地よい夜を過ごす

「好き100個リスト」から「中断しても困らないけどできたら嬉しい事」をやりましょう。
(例)
・ためていたテレビ録画を見る
・中断しても大丈夫なエッセイを読む
・勉強なら暗記モノなど淡々とできるものをやる

お昼のME TIMEの作り方

お昼は仕事で忙しく自分時間が取れないケースがほとんど。
1番の目標は「浮いた時間を自分のために確保する」事。

show:浮いた時間を確保する【初級編】

ポイントは2つ
①日中、自分が1番捗った時間帯や環境を知る
②1番調子の良い時間を前もってスケジュールにブロック

1番パフォーマンスが良い時間帯を「勝ち時間」と言います。
この時間にME TIMEをブロックして集中力が必要な作業に取り掛かりましょう!

「勝ち時間を知るためには?」
5W1Hでログ(記録)をとっておく
いつ?:朝?昼?夜?何時ごろ?食前?食後?
誰に?:会うとほっとする人orエネルギーを吸い取られる人
どこで?:カフェ?会議室?自宅?
何を?:コーヒー・お茶などでスイッチが入る?
なぜ?:なぜ勝ち時間と思えるか?
どのように?:他の時間に比べてどのようにスムーズに行ったか

show:仕事の粒を小さくする【中級編】

仕事の効率が上がらない人の特徴は一つのタスクが大きすぎて何から始めていいか分からない状態になっているケースが。
その場合はタスクを「全出し」して整理すると何から手をつければ良いかが明確になります!
迷ったときはこの方法で整理してみましょう!

(例)プレゼン資料を作る
・クライアントの悩みをピックアップ
・クライアントのお客様をピックアップ
・企画のゴール設定
・ラフ案を手書きで書く・・etc

show:人生で大切な「6つの柱」を考える

自分の価値観や何を大事にしているかを可視化すると無駄を削ることができます。

【6つの柱】の作り方ステップ
STEP1:自分が大事だと思う柱を6つ選ぶ
STEP2:レーダーチャートをノートに書いてそれぞれの柱が足して30になるバランスで現状の線を青で書く
STEP3:今後の柱のバランスはどうしたいかの線を赤で書く

私の場合
健康&美容/家族・子育て/勉強/仕事のやりがい/お金/睡眠

レーダーチャートはこんな感じ👇(汚くてごめんなさい・・)



レーダーチャートは凸凹でもOK!
全部で足して30になるように考えてみましょう。

考えてみたら書く項目ずつ理想の姿と現実の姿、ギャップを埋めるために何をするかを書き出してみます。
こんな感じで👇

実際に書いてみたら理想と現実のギャップがありすぎる(泣)
ですが、対策を考える事で今後やるべきことが浮き彫りになるのでこの方法は個人的にも良いなって思います。

edit:やめるための「あり方」「やめ方」を見つける

やりたい事をやるためにはやらない事を決める事が重要です。

必要ない事をやめるコツ
・自分が心からやりたい事を選び取る
・なんとなくやっていた事はやめて心の底からの欲求に従う事

そのためにやるべきステップ👇
STEP1:やめる事を決める前に自分が達成したい目標やワクワクする事を紙に全部書き出します。
その中で「これだけは譲れない!」というものを選びます。

STEP2:「あり方」と「やり方」の軸で考える
あり方の軸:自分さえ我慢すればと考えない、良いひとに見られたいと思うのをやめるなど
やり方の軸:気の進まない誘いはハッキリ断る、できないと思ったらすぐに人に任せるなど

上記の事が難しい人は「絶対にやりたくない事」を決めると良いです。
人は「やりたい事」より「やりたくない事」の方が簡単に浮かびやすいからです。

enjoy:「公私混同力」で徹底的に楽しむ

仕事か人生かと区切りをつける時代はもう古い。
これからの時代、遊ぶように楽しむように働く時代がきています
自分が「好き」「こうしたい」と思ったことを今の仕事や環境に取り入れると視点が変わってつまらない仕事も面白くなるそうです。

最後に。

この本を読んで【自分の気持ちに正直に生きて良いんだな】って思いました。
大人になったからhava to(やらねば)が多くなってwant to(やりたい)を封じ込めてしまう。
そんな事を長年繰り返しているうちに「自分のやりたいこと」が見えなくなってきます。
忙しい日々でも立ち止まって「自分の好き」と向き合っていきたい
そして他人よりも自分を最優先して自分の心が満たされる時間の使い方をしていきたいです!!
時間の使い方=命の使い方(重みがすごい!!)

最後まで読んで頂きありがとうございました!


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