ラブストーリーと依頼は突然に....

なにから伝えればいいのか♪

彼は経済犯罪で捕まりネットでも話題に。

11月に保釈され、年明けに刑が確定すると言います。
求刑は7年。判決が出る前に「善行を積む」ことで「減刑」を狙おうとした彼。そこで所有する自宅マンションを売却し、売却金の一部を判決前に裁判所に収めようとしてました。

相談者「判決が出るのは1月10日なので、それまでに家を売却したくて…」
僕  「ん?今日12月29日よ?」
相談者「はい、あと2週間ほどで…」
僕  「いや、年末年始の休みを除いたら実質5日しかないわ!」

基本的に不動産屋も売り手がこれからブチ込まれて音信不通となる案件をやりたがりません。
...まぁだから我々に相談したんだよね笑

こうして緊急の売却先探しが年末から始まりました。
と言っても年末はレインズが稼働しないので、不動産業者も動きようがない。
そこでプランを変更。そもそもの期日(裁判)を延ばす作戦に。

彼は組織に銀行マンとして顧客資金を横領していました。
つまり銀行側にも監督責任があります。
そこで弁済額2600万のうち、2000万を銀行側に請求する主張を立てることにしました。(金額は適当。それもこれから争えばいい。)

ひとまず600万をこちらが貸付し、裁判所に納めることに。
これで裁判所の心象にも多少の影響があるでしょう。
貸付600は、担保として彼のマイホームに根抵当を設定。
債権者として売却を進め、裁判が決着するまでに資金(残金)を確保します。

さ、この作戦は成功するか!? 残された期限はあとわずかです…


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