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成人の日から

今日は成人の日ですね。
新成人の皆様、おめでとうございます!
沖縄市では、成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、成人式は「はたちの集い」に変更されています。
成人=20歳
それが変わる日がくるなんて・・・驚くばかりです。

さて、18年前の成人の日
ヤンマーは何を思い、考えていたのでしょう。
タイムワープ!

2006年1月10日の記事より~

昨日は成人の日でした。
全国各地で新成人の若者達を祝う式典が開催されていましたね。

そして、今年もワイドショーを賑わせていました。
沖縄の新成人の若者達のお騒がせ状況。

各中学校出身ごとに、そろいの紋付袴を着て、街中をかっ歩している姿がお茶の間に流れてきました。
警察も出動し、やり取りしている姿が放映。
コメンテーターの方も、辛口で滅多切りです。

ヤンマーはその放送を観ながら思ってしまいました。
「この若者達は、全国放送で指名手配犯のようにさらされて、けちょんけちょんに言われるほど「悪」なのだろうか・・・」と。

ここからは、かなり個人的見解なので、非難される方もいらっしゃるかもしれません。それも公教育に携わっている者が・・・しかし、敢えて述べますと・・・

ある意味、すごいじゃないですか?
団結心!そして、伝統を重んじる心。
毎年毎年、そろいの袴に、出身校の思いを託し、受け継いでいっているのですよ。
人間関係が希薄になっている現代社会で、すごく、古典的な人間関係がここにはあるのだな~と思いました。
そして、表現する心、パフォーマンス企画。
成人になることを白けて受け止め、式典に参加しない者もいる中で、喜びを全身で表現(表現の仕方は問題ですが)しているのです。生きる喜び、そのエネルギー頼もしいではないですか~。
ひきこもり、ニートが社会問題となっている昨今、ある意味、ホッとします。なぜなら、そこには、人との関わりがあるからです。

新成人の若者達の非常識な行動を肯定しているのではありまぜん。しかし、「成人だから」「成人なのに」と社会的「悪」として取り上げる前に、成人の先輩である私たちの見方、考え方、もう少しあってもよいかな・・・と思ったのですよ。

この溢れるエネルギーを、よりよい方へと導いてやればよいのです。それが、先輩である私たちの役目ではないかと・・・。

退職なさった先輩が、このようなことをおっしゃっていました。

「出ている釘は、打てるし、修正もできる。しかし、引っ込んだ釘は出すこと自体難しい」

テレビ画面に映る彼らの姿を観ながら、その言葉を思い出しました。
間違った方向に出ていれば、修正するお手伝いをしていけばいいのだと・・・。引っ込んでいない彼らは、頼もしいではないかと・・・。

「今日から成人!」と辛口ありと思いながら、「これから大人を意識した生き方を模索していけばいいさ~」と甘口のヤンマーでありました(;^_^A

まっしかし、大人ってなんだ~???
大人っていつ、どうやってなるのかね~。
新成人の皆さん!まじゅん(一緒に)歩んでいこう!

※本記事は2006年当時の内容です。
現情報と異なる場合があることをご了承ください。



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