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「天狗の台所」Season2第9話「梅干しと豚ロース」作ってみた

突然、母親のもとに帰ることになった颯真のためにオンはキャンプを企画。
心配性の基くん発動。
普段落ち着いているだけにオロオロする姿がなんとも可愛らしい。

基に持たされた寝袋を含め、たくさんの荷物を背負って、キャンプに出発。
最初の場所はシーズン1で有意と釣りをした川。
そこで飯盒炊飯はんごうすいはんをする。

しかもお互い持ち寄った食材での炊き込みご飯。
枝豆、とうもろこし、搾菜、なめ茸、梅干しetc.

これってキャンプという非日常と、中学生という若さの塊が合体したチャレンジングな炊き込みご飯。
それでもグミを入れるという中学生らしいイタズラは、美味しいものを追求するオンによって回避された。いいぞ、オン。成長している!

さて、どうする。
もちろん飯盒は持っていない。
かといって炊飯器で炊き込みご飯を炊いても芸がない。

ということで、これ⇩

峠の釜めしの空釜


以前も記事をアップしたけれど、峠のの釜飯の釜で炊き込みご飯にチャレンジ。

具は、枝豆・銀杏・油揚げ・しめじ・梅干し。

梅干しは映っていなかった。

うーん、我ながら渋い。

中学生のような勢いは当然ながらない。
無難にまとめてしまう。

材料を釜に入れる。
かなりぎゅうぎゅう詰め、大丈夫か、盛大に吹きこぼれたりしないのか、心配。

真ん中に母の作った10年ものの梅干し。

はじめちょろちょろなかぱっぱ、のなかぱっぱあたり。

ぐつぐつ。

白飯より時間はかかったが、吹きこぼれることもなく無事炊き上がった。

どうやって混ぜようか。
おこげもこのとおり。

どうぞ召し上がれ。

オンたちの釜飯と比べ若さが足りないよね。

キャンプ場に移動したオンたちは、バーベキューの準備。

クーラーボックスから取り出したのは、基が準備してくれた豚ロースの塊肉。

下拵えの過程を見ていないので、全く何が入っているのかわからない。
しかも、基がいれば、出来上がりの感想に、「○○を入れて正解だったな」などとヒントがもらえるのだが、何せ中学生、うまい、サイコー意外の感想はない。

うーん、どうする。

とりあえず肉を柔らかくするためにパイナップルジュースを使ったレシピを検索。
パイナップルジュース・ケチャップ・醤油・にんにく・しょうがでタレを作る。

材料はこんな感じ。

漬け込んで、時間をおく。

雰囲気は似ている。

基はきっとキャンプに行くと聞いて、この豚肉を仕込んだのだろう。なるべく同じ状況にしたかったので、お昼に漬け込んで夕食に焼いて食べることにする。

じゃがバターもお忘れなく。

真冬にバーベキューはできないので(外は雪模様)、オーブンで焼く。
180度で30分、焼き目をつけるために200度に温度を上げて5分ほど。

いい感じ。
中もうっすらピンク色でいい感じ。

お皿に盛り付けて出来上がり。
召し上がれ。

切った時に出た肉汁を使って簡単ソースをかけてみた。

夏のキャンプ飯を冬のキッチンで再現しようとしたが、全くの別物になってしまった。
あの青春の勢いが詰まった料理にはならない。
うーん、作り手の年齢の問題か?
こじんまりとまとめてしまう。


来週は、いよいよ最終回。

第10話「南瓜かぼちゃ無花果いちじく」の予告からすると和食?
勝手に夏野菜のピザを完成した釜戸で焼くことを想像していたのだが。

楽しみだけど、もう最終話だなんて寂しすぎる。

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