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ドラマ「かしましめし」感想&自己紹介

①noteを始めたきっかけ

 ここ最近SNS(インスタやTwitterなど)に少し疲れてしまっていた時に、noteを見つけました。元々小説やエッセイを読むのが好きで、noteでも他の人の書いた文章を読んでいました。noteでは皆さんそれぞれが応援している人への想いや日々の気持ち、悩みや葛藤などを書かれていました。応援している人への熱い気持ちに心を打たれたり、日常のブログでは共感できる事やぐっとくる事が多く、そんな言葉たちに自分も励まされました。

好きなものの情報収集のために始めたSNSでも時には嫌な情報が入ってしまったり、また他の人のきらびやかな生活などが目に入ると複雑な気持ちになってしまう事もありました。また、物事についての情報や感想が簡単に調べられる一方で、SNS上で書かれた感想を自分の意見のように混同してしてしまったり、投稿された考えに縛られて視野が狭くなっている気がしました。そのため、少しSNSから距離を置こうと思って、noteを始めてみました。

②ドラマ「かしましめし」

ドラマ「かしましめし」は、仕事や人間関係で上手くいかず悩んでいる男女3人が美味しい食事をきっかけに少しずつ回復していくというあらすじです。
それぞれ仕事を辞めてしまったり、恋人との関係が上手くいかなかったりと登場人物達の苦しさも描かれながらも、他愛のない会話や美味しい食事等ほんわかした場面もあり、心温まる話です。 

↓あらすじ

上司のパワハラで心が折れ、仕事を辞めた千春(前田敦子)。婚約破棄されたばかりのナカムラ(成海璃子)。恋人との関係がうまくいかないゲイの英治(塩野瑛久)。(中略)仕事でやりきれないことがあっても、恋愛で挫けても、美味しいごはんをみんなで分け合えば救われる。そんな3人の、愛おしく“かしましい”日常生活。

テレビ東京ドラマ「かしましめし」ホームページより

傷ついた人が立ち直っていく話だからか、登場人物達の語りや台詞が優しくて心に響きます。
第一話では英治の言葉が特に好きでした。

・演じ続けなきゃあかんねん、人生は楽しいって。そうせんとな、僕みたいな生き方は認めてもらえへんから。
・美味しい、楽しい、おもろいってだけが大事なんだと思うで。だって人生がどうとか考え出したらおもろいものもしんどなるやん。

ドラマ「かしましめし」より

人生は演じ続けなきゃいけないもの…深い。
どんなに上手くいかなくて傷ついても、その度に立ち上がって、歯を食いしばりながら自分の人生を信じ続けなきゃいけないのかもしれません。そして、目の前にあるほんの小さな楽しみや喜びが光となって、自分の歩く道を照らしてくれるのかもしれません。

他にも、千春が久しぶりに英治とナカムラに再会して仕事を辞めたことを話すシーンもぐっときました。顔は笑顔でありながらも、頑張れない自分や思い通りにならない自分への苦しさでいっぱいというのが伝わってきました。
第一話は千春の話がメインだったけど、今後は英治やナカムラの話も見れるかな。それぞれの背景を知りたいです。
今後の話も楽しみにしています。


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