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尊敬語・謙譲語・丁寧語。時代と共に変化をするから日本語って難しい・・・

「お時間ある時にお願いします」
上司にとある依頼をしたかったのでメールで送信した言葉。
すると「暇な時なんて無いからな。その言い方失礼だぞ。俺のこと暇な人って思っているのか」と激昂されました。
こちらは急ぎの内容ではないので、「急ぎではない」ことを伝えたかっただけなのに、上司の機嫌を損ねてしまいました。

何がいけなかったのか。
それは、上司が「失礼な言葉だと思っている言葉遣いをしてしまった」からです。
言葉の意味は時代と共に変わっていきます。
年代(時代)によっては問題ない言葉でも、相手にとっては失礼に値する言葉になる可能性があるのが日本語です。
それに加えて、日本語には尊敬語・謙譲語・丁寧語といった、その時々に適した言葉に変えなければいけません。
正直、使い分けるのって大変ですよね。

まだまだ私の日本語もおかしな点がたくさんありますが、改善するために意識していることがあります。
それは、【相手にとって自分の立ち位置がどこにあって、どう話せばいいのか】を常に考えている事です。
言葉遣いは本や新聞を読むことで鍛えるとして、自分の立ち位置を理解できていないと誤って尊敬語を使ってしまったりと、おかしな言葉遣いになってしまいます。

そのために、相手にとって自分の立ち位置はこうだから、この言葉遣いだなと考えることができれば正しく使いこなすことができるのではないでしょうか。
是非、苦手意識がある方は少しずつやってみてください。
客観的に見ることがコツだと思います。

参考

3種類の敬語表現「尊敬語・謙譲語・丁寧語」の違いと使い分け

言葉の意味は時代と共に変わる!?変化する日本語の語彙

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