#176 伊東豊雄建築ミュージアム
以前、NHKの「最後の講義」という番組で建築家の伊東豊雄さんが講師として出演されていました。
その番組を観るまでは名前も知らなかったのですが、その番組で伊東豊雄さんが設計した建築物を見て心が惹きつけられました。
今まで見たこともないカタチの建物ばかりで、見ているだけで行ってみたくなる建物ばかりでした。
宮城県「せんだいメディアテーク」
東京都「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」
岐阜県「みんなの森ぎふメディアコスモス」
台湾「台中国家歌劇院」
など。
イラストは、愛媛県にある伊東豊雄建築ミュージアムです。
このような建物の設計をされている伊東豊雄さんはどのようなことを考えているのか。
印象的だったのは「自分の身体で考える」「自然との融和」という言葉でした。
個人的な解釈は、「自分の身体で考える」というのは頭の中だけでなくスケッチや模型づくりなど手を動かしそこから五感で感じること、「自然との融和」とは、木や森などの自然から感じることを建築物で表現することです。
「樹の上で読書をする気分」を建築物で表現にはどのような設計をするか、「大きな木の下の心地良さ」を感じる建物はどんな建物か、そんな問いが起点となってこれらの独創的で惹きつけられる建物ができたのだろうと想像しています。
抽象的な気持ち・気分を起点にスケッチを始めてみる。これまでにない独創的なアイディアが浮かんでくるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?