【🍆食物繊維への過信🍅 】
おはようございます皆様☀️
たまてやblogと申します🙇♀️
今回は【食物繊維への過信】についてのお話をしたいと思います。最後までお付き合いくださいm(_ _)m
○食物繊維は食べ過ぎると太る!?
「食物繊維」といえば世間一般的にお通じの改善やダイエットの必需品として認知されています。実際に食物繊維は「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」と並ぶ6大栄養素の1つとして健康増進に期待を持たれています。
しかし「食物繊維」は摂りすぎにより太ることがあります。
「葉っぱを食べるだけで太るわけがない!」
と思われがちですが実は「食物繊維」もカロリーを持つエネルギー源となり得ます。
○食物繊維は曖昧な定義
まず「食物繊維」の定義は現在でも曖昧なことはご存知ですか?一般的には炭水化物の中で消化されない部分を「食物繊維」というふうに定義づけされています。
しかしその中にも人体では消化出来ないが腸内細菌で分解できるものがあり、これを「多糖類」と言います。
さらに異なる分野ではその多糖類をMAC(腸内細菌が餌とする炭水化物)というふうに呼んでいるように「食物繊維」や多糖類の解釈は分野や研究部門で違ってきます。
その中でも人体や腸内細菌にも消化・分解出来ない繊維質がごく僅かにあるのは事実です。しかしお店に売られる食品に表示されている「食物繊維」が炭水化物の中でも消化されない部分を指しているのか、または消化・分解出来ない繊維質のことを指しているのかは不明なのです(^_^;)
1つのメディアで食物繊維として紹介される「イヌリン」「ペクチン」「フコイダン」などもある違ったメディアでは多糖類に仲間分けされていることもよくあります。
今回の投稿では多糖類も「食物繊維」に含める場合の想定でお話していきます。
○腸内細菌が食物繊維をエネルギーに変える
「食物繊維」は胃と小腸の消化酵素を無視して素通りします。
理由は「食物繊維」の構造が人間の消化酵素では分解出来ない難しい構造をしているからです。そんな難しい構造を腸内細菌はいとも簡単に分解してしまいます。
胃や小腸を素通りした「食物繊維」は大腸にたどり着き腸内細菌によって発酵分解されます。その分解によって出来上がったのは「短鎖脂肪酸」です。
短鎖脂肪酸は脂肪の材料となる成分で酢酸、コハク酸、フマル酸などがこれに当てはまります。これらは内臓の動きや身体活動のエネルギーとして使用され1gで約2kcal(糖質の半分)のエネルギーを作り出します。
そのため一日の摂取カロリーが十分であれば短鎖脂肪酸のエネルギーは過剰なエネルギーとなり脂肪に変わってしまいます。「食物繊維」の繊維質部分の効果で便通は改善されても摂り過ぎるとその分が脂肪に変わります(^_^;)
なので「食物繊維」の過剰摂取は太ることに繋がります。
○万能な健康食は存在しない
ダイエットに良かれと思い積極的に食べていた「食物繊維」も太る可能性があります。むしろ「食物繊維」だけを食べて他の食品を我慢していると食べたい欲が爆発して過食にはしり余計にいけません。
適度な「食物繊維」は健康増進のため重要ですが「これだけ食べていれば確実に痩せる」といった魔法の成分ではありません。
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