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ギターの練習について

腎臓病の夫との、静かなバトルの日々21

音楽があの時の自分に必要だったこと、もしくはぴったりなものであったこと

私はギターをさほど弾けるわけではありません。コードを押さえるための運指表みたいなものを見ながら、コードを順々に鳴らしていました。
頭の中にある、曲のメロディーやアレンジの伴奏を思い浮かべながらコードを奏でているのは楽しい事でした。
だけど、毎日のように弾いているうちに、理想と違う自分の演奏に不満を感じるようになりました。

「バンドの人たちがやっているように、じゃかじゃか!って鳴らすのをやりたい。」

バンドをやっていた子供に相談して、アップストロークと言うのを教わりました。最初はすごく馴染めなくて、ノートにリズムを書き起こして、ゆっくりと演奏するなどしました。
バンドをやっていた子供を、侮っていたけどテレビで見る人たちの様に難しいリズムを上手く弾きこなすことが出来ていて内心驚きました。私には慣れるまでとても大変な事でした。
「本を読んで、付属のCDも聞いて、ちゃんと順番に練習しなさい!」
と叱られました。
ま、完璧にはならないけれど、少しずつ進歩するよう練習しています。

「歌が入って来ないと、ただの騒音でうるさ過ぎるから、せめて歌を付けろ」
ギターに興味ない方の子供に迷惑そうな顔で言われましたので、小さい声で歌ってみました。
でも、恥ずかしくて続けられません。か細い、消え入るような声でしか歌えません。

パクチーの花が終わると、冒頭写真のような種が出来ます。


入院中だった夫が帰ってからも、時折はギターを弾いています。
夫は、容赦なくて、マジ切れで
「もうあんたのような年寄りがする事では無い、きれいな声で歌が歌えるわけでもないし。」
と止められます。
けれど、子供たちは決してそういう言い方はしません。むしろ、年をとっていても、女性でも、ギターの上手い人が居る、とか教えてくれたりします。なので、私のギターは実はなかなかいいのではないかと考えたりしています。??

書いて来たけれど、やはり、その楽しさを言葉でお伝えすることが不十分です。どうか、ギターをお手に取って、確かめてみてください。😊

曇りの空です。


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