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先日、ふとインスタグラムを開いたとき、かつて一方的に好意を寄せていた人の投稿が目にとまった。髪は明るい色で、いわゆるナイトプールに行ってきた的な投稿であった。私はなぜだかそれを見てすごく幻滅してしまった。髪を明るい色に染めたり、ナイトプールにいくことは、少なくとも自分とは永遠に縁がないことは確かだ。だが、それだけで軽蔑するような偏見にまみれた人間ではないと自負している。

では、なぜ投稿を見て幻滅したのだろうか。それは考えてみれば簡単な話で、その人に対するイメージが当時のまま止まってしまっているからだろう。彼女に対して純真無垢なイメージを抱いていたから尚更かもしれない。

だが、相手の方からしたら大変迷惑な話である。(勿論その人には知るよしもないが。)例えば、芸能界ではこの手の話はよくあることだと思う。ファンが一方的にその人に清廉潔白なイメージを持っていて、それに反する報道が出た時に、めっちゃたたくみたいな。自分もそういう人たちも、結局のところ、他人のことなんかほとんどわかりやしないという事実をもっと強く意識するべきなのだ。


ところで、いま彼女が私のことを見たらどう思うだろうか。変わらないなーと思われるのか、変わったなーと思われるのだろうか。どちらがいいのか、私にはわからない。そもそも、彼女は微塵も私のことを覚えていないかもしれないが。


ちなみに、大学生らしいキラキラした投稿を見るたび、なんだかツラい気持ちになったので、インスタグラムは消しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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