大学のこと 4-2
今日は4月2日、まだ始まったばかりなのにもう全てを辞めたいと思っている人もいるのでしょうか。私も同じような人間です。今日は日記が3日目ということで自己紹介などなどです。
わたしは今日は大学の入学式でした。多くの人が、ワクワクするねと声をかけるなかで私の心のなかはずっとどんより曇り空でした。結局前日に眠れたのはよるの2時にでしたし、お昼ご飯は食欲がなくて残してしまったりも…。(家に帰ったらちゃんと食べます。)
環境の変化にとことん弱いタイプの人間で、高校生の頃も1年時は勉強にも人付き合いにも身が入らず家に帰ってひたすら眠ることばかりをしていました。進級後の2年生では、環境に慣れ始め、勉強も部活も人付き合いも頑張れました。悪化する精神状態と反対に成績は右肩上がりで3年生の進級時には特進クラスに振り分けていただきました。
至って普通の公立高校3年生ですので、もちろん受験勉強もあるわけで。近くの大学の国公立に進学しようと毎日必死に勉強をしました。難関大学と言われるレベルでしたが、どうしても行きたかったから今まで1番頑張ったんです。クラスで最後まで残って勉強して、テストも課題も、模試も全部本気でやりました。運命の共通テストではなんとかボーダーに乗れて、受かるかもと思っていたんです。先生方も家族も友達もみんな応援してくれました。
133番はありませんでした。129番から135番まで飛んでいました。私の番号は合格者一覧に載ってなくて
そういうわけで今日行った大学は、第1志望ではありません。優秀な兄が通う大学と同じところです。兄はその大学の看板学部に通っていて偏差値も高い学部ですが、わたしの学部は普通の学部です。ひとりで、入学式の看板の横で写真を撮る人たちを見ながら素通りして、入学式を終えて、オリエンテーションを終えて。知り合いも何人か出来ましたし、特段大きな失敗をした訳でもないですが、帰り道になんだか泣けてきてしまいました。
こんな大学に来たかったわけじゃないのに、悔しいし悲しいし、いまわたしの第1志望に通っている人達がとっても恨めしくなりました。帰り道で一人で歩いている時も、兄が運転する車に乗った時も涙が出てきてしまい、ずっとこらえることで精一杯でした。
落ちた人間が、努力して受かった人間を恨むなんて馬鹿げている話です。わたしは努力ができなかった負け犬です。負け犬にはもう少しだけ心が落ち着くまでに時間が必要なようです。
しかし、そうこう言ってても仕方ない。高校1年生の二の舞はしたくない。だから今日も立ち上がります、明日も明後日も、何度でも。
毎日世界に叩きのめされます。周囲の優秀な人も、可愛らしくて愛嬌のある人も、努力をする人も、みんなみんなわたしのヘボなプライドを折ってくれて、毎日逃げ帰るようにして家で泣いています。自分自身の弱さと未熟さに泣いてしまいます。それでも次の日の朝には立ち上がって頑張らなきゃいけません。
いつか終わりはやってきて、その日がわたしの幸福となるでしょう。死んでしまうことが今の私の希望です。過程を、日々という形で埋めていき、死ぬという結末を目指していく。それを気負うことなんてなくていいから、ゆっくりゆっくりでいいから生きていきたい。そう思ってしまう日でした。
日記とも呼べないものですね。いまはまだどうしても悲しくて、ここに吐き出させて貰いたかったんです。
こころの不安は世界をうるさくさせます。雑音まみれの世界から早く逃げ出してしまいたいです。
今日はここまでです。明日も大変な1日ですが上手くやり過ごします。みなさんも、気負いすぎず、肩の力を抜いて毎日をお過ごしください。
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