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思い返したら、これは八つ当たりだった。

これは、久々に荒れた明け方の顛末である。

いつもは夜中一回しか起きない次女が、AM1:30と4:00の2回起きた。
それだけでもちょっぴりグロッキーなのに、
授乳を終えて、
次女が眠りについたな…とその様子を見届けたかどうかの5:00頃。
今度は長女が泣き叫んで起きた。
ぽんぽんしてもおさまらず、しまいには「パパがいい」と言い出す始末。

ここで次女に起きてほしくない。
別室で寝ているパパの元に長女を抱えて連れて行く。
半ば押しつけるように長女を渡して、
寝室に戻ると次女はしっかり起き上がっていた。

授乳もしたばっかりなのに、完全に覚醒してしまった次女が再び寝つく気配は全くない。
30分ほどぐだぐだしたものの、6時前には起床することにした。
つまり私は4時起き。これはキツい。

私たちをたたき起こした長女は、ハイになっているのかご機嫌で遊びに誘ってくる。
いつものトイレで、いつものようにうんちをし、いつものように消臭スプレーを使いたがる。
でも今日はどんよりした眠気が頭の奥にあって、その過程を待つ時間がたまらなく苦痛だった。
スプレーを逆向きにやりたいと言い出したので、「それはダメ」と語気強めに言い返した。

だんだん眠くなってきた長女は、着替えのための洋服選びで投げやりに服を全部出し始めた。
ここで私も眠気のピーク。
注意すると「眠いよぉ」とゴネ出す長女に
「ママだって眠い!」と言いかえす。

頭の隅ではわかっている。
なんて大人気ない返しなんだろう。
でも久々の超早起きで限界だった私は
次女が朝寝をするないなや、布団に倒れ込んだ。
長女を保育園に連れて行ってくれたのは、他でもないパパである。(ありがとう)

私も次女もしっかり1時間の朝寝をして起きると、それはもうスッキリしていた。
思い返してみれば、長女は何も悪くない。
ただ、間の悪い時に、いつもよりおちゃらけていただけである。
寝不足の原因を作った次女に怒ってはいないのに、
私が眠いタイミングだったばかりに塩対応をした長女には
よくよく考えればかわいそうなことをした。

2人育児ってきっとこれからも、こういうタイミングが発生する。
上の子は理不尽だと思うだろうな。
そんなことを考えた、明け方の出来事だ。

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