男はデート代を支払うべきかの攻略術 理屈編

 今も昔も問わず「男性はデート代や食事代を女性側に支払うべきである」、「割り勘などあってはならない、女性側が多く支払うなど言語道断」、という風潮が何となくあることはご存知かと思います
 別にそうした考え方や風潮があっても無くても、僕は女性とデートした時に余程失礼な対応をされなければデート代を支払っています。それは僕の方から「良ければ一緒にどうですか?」とお誘いしたということもあるし、少なくとも自分側は(相手とこれからも仲良くしたい)という気持ちの表れからそうした行動を取ります

 今回の記事ではそうした個人的な考えよりも【理論上から考える「男性は支払うべき」】と言う点、また僕の考えから【男性側女性側それぞれのススメ】を考えて攻略していきたいと思います
 あくまでも僕が体験したり実際に行動している範疇での攻略術ですので、必ずしも正しいかどうかというのは読者の皆様の判断にお任せします。ご了承いただければ幸いです。

 ①理論上から考える「男性は支払うべき」

 まず考えるべきなのはここの部分でしょう
 女性側からして「男は黙ってデート代ぐらい払いなさいよ!」というのであれば、その根拠が必要になります。 男側からすれば『彼女になってほしい』、『欲を言えばSEXがしたい』、『僕から誘ったのであれば僕が支払うのが道理であろう』、と多くの場合考えます
 しかしもしも女性の側から「すべての女性、いかなる場合であっても支払うべき」と考えたり発言するのであれば「なぜなら~~という理由があるから、必ず守るべきルールがあるから」という旨が必要になります
 「自分が払いたいと思う女性に払う」と「すべからくして女性に払う」の意味は違います。 もし仮に後者の方を主張されるのであれば、必要なのはルールや法律です

 少なくとも僕が知る限りではそうした日本の法律はありません。他の国の事情は分かりませんが、そうした法律があるということは聞いたことがありません
 なので男性側が支払うべき、という考え方はある意味【相手に対する好意(強制力はない)】の範疇と言い換えることが出来ます
 この部分を混同して考えたり、相手に対して好意やリスペクトなどの気持ちを強制させるからこそ、こうした論争が起きるのではないかと思いました

 ネットや動画サイト、実際の会話等で女性側の意見も見てみました
 ・女性はメイクや服装の部分で男性よりも時間や金額的コストが大きいから
 ・女性は弱いから(立場や収入が低いから?)
 ・女を口説きたいのであれば、最低限支払わないと相手にしないよ

 と言う点を見ましたので一つずつ考えていきましょう

 ・コスト面から
 デートするための努力ステップが多い、という意見。たしかに多くの場合女性の方が男性よりメイクや服装にコストを書ける場合が大きいと言えます。ですがこれに反論します
 「その服装やメイクは男性側がそうしてほしいと頼んだものか」
 「向こうから頼まれても無いのに自分でそうして、【こっちはこれだけコストをかけてる!】と発言するのは気持ちの押し売りなのではないか」
 「その理屈が正しいのであれば、男性側が準備に女性側よりコストをかけた際にあなたはデート代を支払うのか」
 「そもそも服や化粧は何度も使えるものではないか」
 「それだけコストがかかっているというが、そうした準備をしたのは女性側の判断ではないか」
 というのが僕の反論です

 簡単にまとめますが、「あなたなりに頑張ったのかもしれないが、少なくとも食事代を支払うに値しない努力と判断されたからこそ、支払ってもらえないのではないか?」
「その支払ったであろう時間やコストというのはあくまでも女性側の自分の為の努力に見える、本当に男性側のことを考慮したうえで発言しているの?」ということです

 メイクやファッションに対し力を入れてデートに臨むというのは大変すばらしいことかと思います
 ですが実際にあった僕がお会いした中での経験で言うと、ファッションセンスが僕の好みでなかったり最低限度の衛生状態も無い方がいたのも事実
 「これだけのコストをわざわざかけたからあなたは私にデート代を払え!」という考えを全てのケースに繋げることはやはり無理があります
 
 ・女性は弱いから
 次にこの点を見ていきます
 パッと見てニュアンス的に男性側の方が体力面で優れている(?)、という可能性を受けますが現代社会では比較的体力の少ない女性でも収入を稼ぐ手段はいくらでもあるのでこの見方は除外します
 ここで僕が考えたのは一回のデートから収入の逆算です

 一回のデートで交通費(1000円)、カフェ代(1000円)、軽いショッピング(2000円)を合計しオシャレ等の減価償却を考えれば約5000円
 月に3回デートに行くと考えて約15000円として、これだけのお金を遊興費として支払えない方であれば確かに金額的には社会的弱者と考えてもいいでしょう

 例えば若い学生等の収入が見込めない場合には大いに当てはまるといえます。実際に僕も女学生とのデートでデート代を支払いましたし、この段階においては賛成です
 しかし働いていて収入を得ている状態、ないしは働ける年齢+状態にあるのに働いていない場合、この場合で「女は弱い立場にあるからデート代を払え!」というのは無理があります
 働いて収入があるのになんで都合よく弱ぶるんですか、あなた働かないでデートしている場合なんかではないですか、って逆に反論を受けるでしょう。これはただのケチです

 ・口説きたいのであれば
 実際に僕も女性とデートしたら失礼をされない限りはデート代を支払います。 もちろんこれからの関係を期待するという気持ちからそうしますが、それは自らの意思でそうするという話です
 裏を返して言えば【口説きたくなければ(今後に期待が持てない人)】であればデート代を支払う必要性はないでしょう

 多少会話が途切れてしまって無言時間があるぐらいは可愛いものかと思いますが、やり取りにおいて上から目線で横柄な態度を取る、誰かの悪口大会、自分のことばかりで相手を見ない、などの時間を過ごして次これからに対して期待を持つ人はほとんどいないでしょう。

これは男女ともに共通して言えることだと思いますし、それを指して言えば反論として「デート代を払ってやるんだから俺の女になれ!」という理屈を無理やり言えるかもしれませんが現実問題として成り立たないです

もしこの理屈が成り立つのであれば最初の「私はメイクやファッションを頑張ったんだから支払いはあなたが払いなさい!頑張ったんだから認めなさい!」という話が成り立つかもしれませんが、現実として何かを頑張ったんだから必ず報われるということはないのです

 そもそも初めの時点で口説きたいのであれば、と書かれています
 これも全ての女性に対してデート代を払うべきには当てはまらないでしょう

 いかがでしたでしょうか?
 理論だけ、理屈だけ見れば必ずしも全ての女性にデート代を支払う必要はないということが思えてきます。
 他にも例えば「女性には妊娠のリスクがある!リスクを顧みてデートしてるんだ!」という話もあるかもしれません
 僕なら「では離婚した時の養育費や親権であったり、女性側の不倫浮気でできた子供の話について、男性側が不利な現状についてお話しください」と言います

 しょせん水掛け論にすぎないと言われてはいけませんので、次の記事は攻略本らしく男女別でオススメの行動を書いていきます

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