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初任者へ公開しました。

寝落ち、寝落ちが続いている。
朝早くに起きるだけまだいいのだろう。
ただ早く起きすぎたので、家の前で畑を眺めながらコーヒーを飲み始めた。
こういう落ち着きを求めているのだろう。

さて、昨日の話。

理科室で授業を始めようとしていると、急にドアがガラガラガラ…。
初任者とその指導教員の方が「急なんですが、授業見学させてください!」と来る。
反射的に「はい、どうぞー」と答える。
「増田先生なら、いいと言ってくださると思ってー」とのこと。
まぁその通りである笑

さて、授業はカオスに突入している。

自由進度とか、自己調整なんていう修飾をつけられないことはないが、自分の中では『学び合い』である。
自由進度とか、自己調整の理論など触りしか知らない。触りすら知らないのかもしれない。

生徒はというと、
あるグループは、重曹とクエン酸水溶液を混ぜて冷たくなって喜んでいる。
ある班は酸化銅と炭素を混ぜて還元の実験をしようとしている。
と思ったら脇でひたすらノートを書いたり、動画を視聴している人もいる。

「どうぞー」とは言ったものの、初任者へ見せていいものかと一抹の不安が過ぎる笑
指導教員の方も校長上がりの方である。

まぁ始めてしまったので仕方ない。

途中、お2人に話しかける。

指導教員の先生は、動画の内容から反転授業を想像したようだ。
「10年前、アメリカからこんなのが来たと聞いた時は、日本ではできないと思ってた。こんなのやったら、もっとめちゃくちゃになると思ってた。」「できるうちにこういうのは、チャレンジした方がいい。」とのこと。
初任の先生からは、
「見とるの大変そうですね。」とのこと。

褒められてはいないが、まぁ上々だろう笑
あ、「見せてください!」と言っておいて簡単に批判もできないか笑

前は、いくら任せても実験の少ない単元だったり、実験だけは班で一斉に行っていた。
実験の進度が違うのは安全管理的に不安だったからだ。今ももちろん安全管理の責任はあるので、気はつかっている。
ただ、進度が違っても薬品以外の道具は全てワゴンに載せておけば済むことを学んでしまった。

ひとまず突然の授業公開を終えてホッとひと段落。
まだまだ1学期である。のんびりとやりたい。

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