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プレーパークを開催してみて

昨日は、市内でプレーパークの運営。
と言っても、お借りしたいくつかの道具を置いて、見守るくらい。

さて、時間になり、ボチボチと道具を広げて始めてみる。

子どもたちは興味の方向を探っている。
徐々にあっちへこっちへと思うがままに、頭を使い、身体を動かして遊ぶ姿が見られるようになる。
ゆったりと森で過ごす人もいる。

この各々の自由が保障される感覚がなんとも心地よく感じる。

子どもたちが集まれば、自然とコミュニティが出来上がる。
多少のいざこざは出てくるが、多くは彼らの中で消えていく。

誰かが何か面白いものを見つければ、様子を見て周りが集まってくる。
桑の実をみんなで取ろうとしたり、ボードにみんなで乗り込んだり、ターザンロープをみんなで引っ張ったり…

飽きればまた次へ移動していく。
これもまた『学び合い』のセオリーが垣間見える。

人は人の中で育つものなのだと改めて実感する。
そして、どうせ育つならこんな自然の中がいい。
森の中にいると、自分が生物であったことを改めて実感する。

大人もたくさん来ていただいたので、ゆったりと全体を見ることができた。

普段は妻と2人で2人の子どもを見るので、一対一。
子どもといえど、一人の人間である。そしてこちらの意図など彼らには通じない。一対一でもなかなかの苦労がある。
たくさんの親子がいれば、その負担は大きく減る。
村が機能していた頃はこんな感じで生活していたのだろうと想像する。

大人もいろんな話に花が咲く。

・地域と学校の一体化
・学校の教師の話
・N高、S高へ進学した話
・同じく魚沼市内で、森を活用して、プレーパークができないか。

またまた、いろんな繋がりを得ることができた。
何かイベントがあると、新たなつながりが芋づる式で生まれる感覚がなんとも嬉しい。
興味をもって来てくれるのだから、大抵は話が合う。

また、ボチボチとできることを続けていこう。

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