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熱海旅行の備忘録です。
6月の平日、親子三世代で特急踊り子号に乗って日帰りの小旅行に行きました。
景色見てご飯食べてモンブラン食べて土産を買うという行程を、5.5時間くらいでサクッと実施しました。

知っておくと得な知識

  • 踊り子号修善寺編成を使えば安く窓側の席が取りやすい

  • 平日は観光循環バスの運行がないけれど30分おきの路線バスが便利

  • ただし路線バスは定刻より遅れがち

  • 平日は全体的に空いている

  • 路線バス+ロープウェイで熱海城・秘宝館に行く場合は帰りバス停までちょっと歩く

  • ロープウェイ・秘宝館はHPのスクショで100円ずつ安くなる

  • 公式(熱海魚市場)は地魚のアジやサバの喫食をオススメしている(金目鯛もおいしい)

  • 帰宅後すぐに渡せる人へのお土産には干物が美味しい

行程

  1. 横浜駅から特急踊り子で熱海駅へ

  2. 熱海駅から路線バスとロープウェイで熱海城へ

  3. 熱海城観光

  4. 城から路線バスで熱海銀座商店街へ

  5. 銀座商店街で昼食・モンブラン

  6. 銀座からバスで駅前商店街

  7. 駅前商店街でお土産購入

横浜駅から特急踊り子で熱海駅へ

踊り子号は1時間に1本くらいのペースで走っています。
前々日の夜にえきねっとで予約しようとしたところ、9時24分横浜発の踊り子号(伊東編成)は海側の席がかなり埋まっていました(写真参考)。

伊東編成の座席表。平塚を超えると左手に海が見えるのでAB席が人気

3人でボックスシートにしたいから2列分空いててほしいなぁとぽやぽやしながら、同時刻発車の「修善寺編成」の座席もついでに確認
(9時24分発の踊り子は、熱海までは一つの14両編成の電車だが、熱海で修善寺行4両と伊東行11両に列車が分離するというもので、特急券も別々なのだ。)
えきねっと側から提示された座席を確認すると、普通に海側2列を連番で提示してくれています。
さらに伊東編成では無かったえきねっととくだ値35%割引も残っています。やったー。予約予約〜。
当日乗車してみても、伊東編成に比べて乗車人数も少ないようでした。

ということで、サクッと熱海に行く際には修善寺編成での乗車がオススメです!比較的空いててとくだ値も残ってるかもです!

特急との接続が素晴らしい路線バス

今年の3月より湯~遊~ばすという観光向け循環バスが休日のみの運転となってしまったため、ここから路線バスでマリンスパ熱海停留所まで移動します。
路線バスも結構便利で、熱海駅の左手のバスロータリーから、熱海の海岸、熱海銀座商店街、港(初島とか行ける)、熱海城、など熱海の主要観光地へ行ける路線バスが毎時00分と30分に発車しています(00分発は熱海銀座の山側、30分発は海側を走行するよう)。わかりやすい〜
特急踊り子は熱海駅に毎時20分(たまに50分)頃到着するので、接続が素晴らしいですね〜
私たちは10時30分発のバスに6番のりばから乗車し、20分くらいで下車しました。マリンスパあたみ停留所からは5分ほど歩きます。

ちなみにGoogleマップで熱海城への経路を調べると、湯~遊~ばすを提案したり、路線バスでも熱海駅の次の停留所から乗車させようとするので注意です

駅ののりばはこんな感じ(https://www.tokaibus.jp/rosen/bus_stop.html)
不安なので毎度バスの運転手さんに確認している(申し訳ない)

ロープウェイはホームページから運行状況が確認できます。
私たちが訪れた際はそれほど混んでいませんでしたが、15分に一度運行していました。11:05に乗車。
ちなみにロープウェイと秘宝館はホームページのスクショで100円引きになります(セコい)。

城まで意外と歩くが景色も想像以上だった

ロープウェイ降り場から展望台を望みます。近くに初島、遠くに大島らしきものも見えます。ちょっとしたカフェもあるので、椅子に座ってアイス食べたりコーヒーを喫しながらぼーっと地平線を眺めるのもあり寄りのあり。
海と山と空が綺麗ですねー

写真では伝えられないが270°のパノラマビューでとても良い景色だった

そしてここから熱海城まで意外と歩く!
まず建物内の階段を上がり、秘宝館の横を通り抜けたら結構坂……
城だから坂の上にあるのはしょうがない

ここからしばらく登り坂、ゆ〜ゆ〜バスだと上まで行ってくれるらしい。

鉄骨コンクリート造の熱海城

一緒にロープウェイに乗った人が持っていた熱海の観光パンフレットに100円引き券がついていました。
私は同じパンフレットを探す時間が無くてやむを得ず定価で入場したが(セコい)、あらかじめ駅で探しておくのもいいかもしれませんね(セコすぎる)。
ただ、城なのにエレベーターで最上階まで行けたり、地下にゲーセンがあったり、足湯があったりと、中々エキサイティングな経験ができるので定価でも相応以上の満足感は得られるはずです(ボルダリングもあるらしい)。

公式サイトによると、この城は古い歴史とかが特にあるわけではなく(北条氏歴代の名将が「この辺に城作りたいな〜」と話していたとされる程度)、1959年に作られた観光用の城らしい。
連合国側から主権を取り戻して8年でこんなの造ったの??何故に??
その理由からか他の城に比べてバリアフリーで現代的です。

時間の都合で1階の武具の展示と6階の展望フロアだけ見て帰りました……。

先程の写真よりさらに高いところから撮影

帰りのバスを探してGoogleマップが推奨していた道のりを進んで、熱海城の裏手の錦ヶ浦のバス停まで急な坂道を20分くらい下る羽目に…………
私は歩くの好きなので全然良いのですが同行者に申し訳ないことをしました

熱海方面行のバスはロープウェイ乗り場から少し遠い停留所に停車するようです。そっちのルートは平地を歩くので金>体力の場合はロープウェイ往復切符+バスが良いと思います。

↑ロープウェイ下車後はこちらの和田か大野屋前の停留所を利用することになるはず

熱海銀座商店街で昼食&モンブラン

熱海銀座商店街!
熱海の中心です!飲食店が沢山あります。
閉まってたり夏に向けて(?)改装しているような店舗がちらほら。
海鮮丼が目を引きましたが、せっかくなので伊豆半島で取れる魚を食べたい!と金目鯛の煮付けを食べました〜おいしかったです!

ちなみに公式はアジやサバのような身近な魚の喫食をオススメしていますね……(熱海魚市場https://atamiuoichiba.com/jizakanapage/

そして有名な糸のモンブランもいただきました。
有名なので、モンブランは人数分頼まなくてもOK(ワンドリンクは必須)という情報以外は割愛。

熱海駅前商店街でお土産購入

商店街のすぐ先に海と親水公園がありますですが、同行者2人の「坂道疲れたしお腹いっぱい」という感想によりそのまま帰宅。

↓熱海商店街の反対側の視点、道の先が海!

せっかくなので最後に通り道にある熱海駅前商店街を歩くことにしました。商店街の北側の本町商店街停留所から、バスで3停留所先の藤沢入口まで乗車。
短い区間ですが、そこそこ急な登り坂もあるのでちょうど良い時間のバスがあれば乗っちゃったほうが良いと思います。

↓坂道

↓ビルの奥に見える熱海駅前商店街の入口

商店街はお土産や食べ歩きができるお店が並んでました。
ちなみに伊東園ホテルは商店街直通の入口があります!

家族と自分用のお土産にアジの大きめの干物を買いました。

アジを自宅で焼いて食べたらめちゃめちゃおいしかったです!
干物なのに完全に乾燥しきっていない程よい生感と分厚い切り身は、普段中々食べられない味でした!
これはオススメのお土産ですね!!

帰りの特急はちょうどいい時間がなかったので東海道線でグリーン車に乗りましたが、JREポイントの交換でないグリーン車は特急料金よりも高くてとても悲しかったです。

多少駅前で時間つぶしてでも特急に乗ったほうがいいかもしれません。

おわりに

日帰り5.5時間で熱海のいいところをのんびり体感することができました〜

熱海のいいところ

  • 海鮮がおいしい

  • 景色がきれい

  • 東京神奈川から気軽に行ける

  • 観光地がコンパクト

  • バスがまあまあの頻度で走ってる

参考:スケジュール

10:30 熱海駅発
11:20 熱海城着
12:05 熱海城発
12:50 昼食店入店
14:00 モンブラン店入店
15:00 バス乗車
15:30 熱海駅前商店街見物終了

意外と移動に時間がかかってました。
ただバスの窓からは海が見えるし、歩いてると空も広いのでそんなに苦ではなかったです。
ソロ旅・体力に余裕のある旅だったら、9時半熱海着17時半熱海発の特急でもう少し一つ一つの場所を楽しめると思います。
熱海城にもう1.5時間〜2時間滞在してボルダリングやゲーセンを楽しんだり、1時間くらい銀座商店街や親水公園を散歩したり。

余談

ウィキペディアの熱海城のページには、

交通
路線バス
湯〜遊〜バス - 「熱海城」バス停下車0分。
伊豆東海バス - 伊東網代行きバス「錦ヶ浦」下車徒歩10分。
アタミロープウェイ - 山頂駅から徒歩1分。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E6%B5%B7%E5%9F%8E

と記載されていますが流石に盛りすぎだと思います。

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