3word小説、面白いかも

月曜日はなぜか夜更かししてしまうのが常で、今週も気づけば11時、みたいな感じだった。週の初めだし、まだまだ長いし、しっかり寝るのが理想なのだが、どうも上手くいかない。私がああ、また寝るタイミングを逃した、と思うきっかけが一つある。それはテレビ朝日の「かみひとえ」が始まることだ。基本テレビはあまり見ないのだが(残念ながら家にもそんなにいない)、この番組だけは毎週見てしまっている。(ちなみに好きな番組は?と聞かれたら、「かみひとえ」、「和牛×ごはん」、「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」と答えることにしている。BSばんざい)

ともかく、今週もかみひとえ時間になってしまったのだ。黄金伝説風味を感じる番組で、デカ盛り!とか、お笑い!とかそういう内容なのだが、今週は「3word漫才」をやっていた。引いた3つのワードは必ず漫才の中に入れなければならないというルールである。ネタ合わせ含めて準備時間は50分。即興的な部分もありながら、不自然にならないように脈絡のない言葉を3つ入れる。うわすっげ―難しいけど見てるほうは最高に楽しいやつ。バックステージも密着していてドキュメンタリーな部分もあった。どの組も上手いこと入れこんでいたが、私はトレンディエンジェルで一番笑った。

これをみて、ふと思った。漫才はできないけど、それっぽいことはできるんじゃないか。”3word小説”とか。お題で書くよりも自由度は高いと思ったが、そうでもないような気もした。そんなのはどうでもよくて、また違った縛り方で面白いのではないか、と思った。とりあえず4,000字以内で書いてみることにしたが、キーワードが3つのショートショートってわりと盛り込みすぎの部類だと思うのだ。それに、寄せられたワードはまとまりがあるようで、ない。書くといった手前書くけれど!!とうだうだしながら書きあがった作品は、自分の文章ながら、感性の赴くままに書きました~という雰囲気ではなく、頭使いました…という雰囲気があった。いつもなら勝手に登場人物が動いてくれるのに、今回は動かさなければならなかったのだから当然である。

はじめはなんとかなるでしょ!と思って筆を執るのだが、見通しが立たず非常に困る。思いついたネタで書き始めるも、続かない。最初の構想が一番大切だな…と実感したところだ。どんな作品になったかはここでは紹介できないが、暇を持て余している人は試しにやってみてほしい。

<3word小説のルール>

・ワードを3つ応募する

・そのワードを含めた4,000字以内の小説を24時間以内に書き上げる

もしも、試してみた方がいれば、#3word小説 をつけてください。見に行きます。

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