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ワイン生産者を学ぼう!「Domaine de la Romanée-Conti」③上級編

・ロマネ・サン・ヴィヴァン

※優雅・エレガンス・バランス感
ドメーヌの西側に築かれた石垣の先はロマネ サン・ヴィヴァンの畑である。1966年にドメーヌ マレ・モンジュから畑を借り始め、1988年に取得した。門を出てこの畑を右手に見ながらタン ペルデュ通りを西に400m程進むと、突き当たりがロマネ・コンティだ。
東南東に向かうなだらかな斜面に広がる畑は、面積1.814ha。ブドウ樹は日の出と共に陽光を浴び、長い時間十二分にパワーを受け取っていることがよくわかる。

・リシュブール

※リッチ・力強さ・ゴージャスさ
ロマネ・コンティの北側に広がるのがリシュブール。
3つの区画に分かれており、南端の区画はロマネ・コンティの畑に隣接している。南側には畑をひとつ挟んでもう一つのモノポール、ラ ターシュが控えている。
ドメーヌ ド ラ ロマネ・コンティは複数回に分割しラ ターシュの畑を取得し1933年にモノポールとなった。そして石垣に沿って北に延びる道を1km程行くと、グラン エシェゾーとなる。

・ラ・ターシュ

※一貫性のある男性的な味わい
ロマネ・コンティ以上に、長期熟成型で、濃密なストラクチャーを有し、リコリスや東洋のスパイスの香りがする男性的な味わいです。バランスの良さはいうまでもありません。
19世紀から20世紀初頭にかけての所有者はラ・ロマネで知られるリジェ・ベレール家。1933年から、ラ・ターシュと名乗れるようになり、モノポールとなりました。

・モンラッシェ

※世界中の白ワインの頂点の1本
モンラッシェは1963年に最初の区画(0.34ha)を取得し、1980年に現在の0.68haまで拡張するに至る。
その他記憶にも新しいが、2009年よりドメーヌ プランス フロラン ド メロードから畑を借り、コルトンを造り始め、その10年後の2019年からはドメーヌ ボノー デュ マルトレイから畑を借り、コルトン・シャルルマーニュを手掛けている。

・ロマネ・コンティ 

※無限のアロマ、シルキーな質感、球体的なバランス
ロマネ・コンティでは、1945年まで接ぎ木をせずにフィロキセラに対処してきた。
つまり、伝統的に取り木法のみで増殖されてきたため、それまでのブドウ樹はコンティ公爵時代に植えられたブドウ樹の直系の子孫であった。
1945年末にすべてのブドウの株を刷新することとなったのだが、その際にはまずロマネ・コンティ畑から取った接ぎ木を用いラ ターシュ畑の株を更新した。
次にそのラ ターシュ畑の株からの接ぎ木によって再びロマネ・コンティ畑の株を更新した。
つまり、現在でもロマネ・コンティのブドウ樹には、18世紀からのDNAが脈々と受け継がれているのである。

・醸造方法

1985年からオーガニックを始めて、90年からビオディナミに転換。2016年にビオディヴァンの認証を取得しました。
オベール・ド・ヴィレーヌはビオディナミの導入はフィネスを高めて、畑の個性をより明確に表現するためだと語っています。

DRCの醸造は伝統的なスタイル。開放式桶で発酵。
全房発酵を導入し、スパイシーなうまみとエキスのたっぷり詰まった風味に仕上げます。
ともすれば青くなる全房発酵ですが、その比率は常に60%を超えています。熟成は新樽100%。月齢に合わせて瓶詰めします。

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