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一流シェフ×スーパーマーケットの食品メニュー監修事例6選

商品開発担当者に向けた記事をお届けします。スーパーマーケットの商品に一流シェフが監修を加えることで、家庭でも本格的な味わいを楽しむことができる商品が生まれています。これにより、消費者は日常の食事に特別な価値を見出すことができ、スーパーマーケットにとっても大きなメリットとなります。

この記事では、実際に一流シェフが監修した食品メニューを6つ取り上げ、それぞれの特徴や背景、開発ストーリーを詳しく紹介します。シェフたちの独自の技術や経験がどのように商品に活かされているのか、その過程と成果を掘り下げていきます。

これらの事例を通じて、シェフの監修がどのようにして商品の付加価値を高め、消費者に新しい食体験を提供しているのかを理解していただけるでしょう。それでは、具体的な事例をご紹介していきます。



1.イトーヨーカドー✕菰田 欣也「火鍋湯麺、麻辣肉まん他」

2022年頃、イトーヨーカドーが著名なシェフである菰田欣也氏を迎え、火鍋湯麺や麻辣肉まんなどを監修してもらった事例があります。菰田氏の監修によって、深い旨味と本格的な中華料理の香りが特徴の商品の数々が完成し、これによってイトーヨーカドーの商品は一層魅力を増しました。

2.イオン✕田村 亮介「冷凍ミールキット」

イオンが提供するトップバリュの「プロのひと品」シリーズに、新たな冷凍ミールキットが登場しました。このプロジェクトでは南青山「慈華(いつか)」の田村亮介シェフが監修を務めました。田村シェフは、独自の技術と経験を活かして、水も油も不要な調理方法を開発し、家庭でもプロの味を手軽に楽しめる商品を実現しました。この監修により商品に高いクオリティと手軽さが加わり、消費者に大きな価値を提供しています。

3.イトーヨーカドー✕山本 尚徳「本格ピッツァとスイーツ」


2023年、イトーヨーカドーは、世界ピッツァ選手権で2年連続優勝を果たした山本尚徳シェフを招き「金のシチリアーナ」を監修しました。このピッツァはシチリア風の風味豊かなトッピングとモチモチの生地が特徴で、本格的なイタリアの味を家庭で楽しめます。山本シェフの監修により、商品には高品質で本格的なイタリアンの魅力が加わり、消費者にとって特別な価値がもたらされました。

4.イトーヨーカドー✕遠藤 雄二「俺のフレンチ・俺のイタリアンコラボ冷凍食品2種」


2023年5月、イトーヨーカドーの冷凍食品ブランド「EASE UP」と「俺のフレンチ」がコラボし、総料理長である遠藤雄二氏が監修した「マッシュルームとベーコンのドリア~トリュフ風味~」が発売されました。遠藤氏はフランスの有名レストランで修業を積んだ一流シェフであり、トリュフ風味のベシャメルソースとナチュラルチーズを使った贅沢な味が家庭で手軽に楽しめることがポイントです。この商品により、高級レストランの味わいが冷凍食品として手軽に楽しめる新たな価値がもたらされました。

5.イトーヨーカドー✕橋本 改「パスタグラタンボロネーズソース」


「俺のイタリアン」の代表シェフである橋本改は、2023年5月にイトーヨーカドーとコラボし、「パスタグラタン ボルカーノ~ボロネーゼソース~」という冷凍食品を開発。橋本シェフの技術により、ゴロゴロした挽肉とチーズが絡まるボロネーゼソースの一品は、まるで火山のような激しい熱さと伸びるチーズが特徴で、手軽に本格的な味わいを楽しめる冷凍食品として評価されています。

6.東商マート✕茂出木 浩司「昔ながらの洋食屋の味ハンバーグ」


東商マートと茂出木浩司シェフが2020年にコラボした「三代目たいめいけん監修 昔ながらの洋食屋の味ハンバーグ」は、シェフの技術とこだわりが詰まったデミグラスソースが特長です。茂出木シェフの監修により、家庭でも一流の洋食屋の味を楽しめる商品となり、消費者に高い評価を受けました。


メニュー監修に対応できるTasteLinkのシェフ

例:福山 剛シェフ(レストラン:Goh)

例:中東俊文シェフ(レストラン:イタリア料理・草片)

TasteLinkには商品開発・商品監修に対応可能な多くのシェフが参加しています。
福山剛シェフ中東俊文シェフ以外にも、商品開発・監修が可能なシェフを多数ご紹介しています。

今回ご紹介したような監修以外にも、既存商品へのアンケートやインタビューを行い、商品の改善や宣伝につなげることも可能です。
また、シェフ名やレストラン名を敢えて出さずに、商品クオリティを高めるサポート、コンサルティングを行うサービスも提供しています。

対応可能なシェフの一覧もご用意していますので、ご興味が有る方はTasteLink公式LINEにご登録の上、もしくはTasteLinkの公式サイトからお問い合わせください。

まとめ

この記事で紹介したシェフ監修の食品メニューは、それぞれが独自の魅力と高い品質を持ち、商品に特別な価値を加えています。たとえば、イトーヨーカドーと菰田欣也シェフのコラボによる「火鍋湯麺」や「麻辣肉まん」、イオンと田村亮介シェフが手掛けた「冷凍ミールキット」、山本尚徳シェフ監修の「金のシチリアーナ」など、どのメニューも消費者に新しい味覚体験を提供しています。

シェフに食品メニューの監修を依頼することで、商品の品質は格段に向上し、そのブランド価値も高まります。彼らの専門知識と創造性が商品に取り入れられることで、消費者にとって忘れられない特別な時間を演出することができます。

監修を依頼する際には、シェフの料理スタイルが商品のコンセプトと一致しているか、またターゲットとする顧客のニーズに合致するかを慎重に検討することが重要です。適切なプロフェッショナルとのコラボレーションにより、商品はより一層魅力的なものとなり、市場での競争力を大きく高めることができます。

これらの事例から学べることは多く、食品メニューにおける技術や創造性が消費者の心をどのように捉えるかがよくわかります。

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