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変わりかぼちゃでハロウィンをもっと楽しもう!

もうすぐ10月31日! ハロウィンがやってきますね。

ハロウィンといえば「かぼちゃ」ですが、味わいの面でどのような特徴をもっているかご存知でしょうか?

今回は、西洋かぼちゃの「雪化粧」「坊ちゃん」「プッチィーニ」の3品種の味わいを調査! そして、調査結果から私がオススメしたい調理法もご紹介します!

雪化粧かぼちゃ

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「雪化粧」は苦味と渋味がともに強く、素材感がしっかりとしていて、さらに甘みも強い結果がみられますね。

名前の通り、皮が白っぽく個性的な色をしています。中の実はやや淡い黄色で、ゆでると鮮やかな黄色に変化します。収穫後の腐敗や肉質の劣化が少なく、日もちがよいのが特徴です! 収穫直後は甘みが乏しく、1ヵ月ほど貯蔵すると甘みが増すといわれています。

素材の甘みを生かしたシンプルな煮物が、私のオススメ調理法です!

坊ちゃんかぼちゃ

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「坊ちゃん」はうまみと甘みが強く、濃厚な味わいという結果がみられました。今回調査した中では、コクが一番目立ちます。

片手に収まるほどの大きさで平均重量が500g前後の食べきりサイズですが、一般的なかぼちゃに比べて、たんぱく質、ベータカロチンなどが多く含まれ栄養価が高いと言われる品種です。

栄養たっぷりのかぼちゃを丸ごと食べられる、器ごといただくグラタンの調理法が私のオススメです! 小さい「坊ちゃん」ならではのメニューですね。

「プッチィーニ」

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「プッチィーニ」は全体的に控えめな優しい味わいという結果がみられます。食べると少しねっとりする食感が特徴で、甘みがあり食べやすかったです!

プッチィーニもハロウィンにぴったりな手のひらサイズの品種です。果皮が濃い黄色なため外観がきれいで飾りかぼちゃとしてもオススメです!

私のオススメの食べ方は、かぼちゃをそのままカットして揚げ油で揚げて塩をまぶして食べるフライドプッチィーニです!

まとめ

かぼちゃは品種ごとに味わいの特徴が様々なことが分かりました!
近年は日本でもハロウィンが盛り上がりを見せていて、この時期になるとかぼちゃの飾りつけをよく見かけたり、かぼちゃ料理を提供する飲食店も増えてきました。サイズや色、形が特徴的なかぼちゃも多いため、見た目を活かしてよりハロウィンらしさを追及してみてはどうでしょうか!

実験概要 2019年11月調査
西洋かぼちゃ:北海道産「雪化粧」、北海道産「坊っちゃん」、北海道産「プッチィーニ」ほか4品
種を取り除き、湯煎で30分加熱したものを味覚センサで味分析

注)かぼちゃは青果物のため個体間差があり、別の測定では異なる結果となることがあります。



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