フライドポテトの個性を味覚センサが分析してみた
みなさんこんにちは! 味香り戦略研究所です。
今回のテーマは「フライドポテト」!
身近なコンビニ3社とファストフード5社のフライドポテトの味わいの特徴を見える化しました。
シンプルにじゃがいもを揚げたサイドメニューだと思われがちですが、実は主役級の個性があることが分かりました!
それでは分析結果を見てみましょう!
フライドポテトの味の特徴とは?
こちらのグラフは8品のフライドポテトの味バランスを示したグラフです。
フライドポテトの味わいの個性は素材感と塩味のバランスで形づくられており、素材感の強いタイプと塩味の強いタイプに分かれることが分かります。
みなさんのお気に入りのフライドポテトはどちらのタイプでしたか?
個性派フライドポテトの味の違いとは?
図1で味わいのバランスが正反対にあった、ミニストップ「Xフライドポテト」とケンタッキー「ポテト」を5つの味の項目で比べてみます。
Xの形のカットが特徴的なミニストップ「Xフライドポテト」は素材感が強いタイプでした。塩味が控えめで素材感やうまみが際立つ味わいのバランスになっています。
やや太めで、からっと揚がったケンタッキー「ポテト」は、塩味がしっかりと効いたインパクトのある味わいだと考えられます。
人気1位&2位のフライドポテトを比べてみた
ハンバーガーチェーン店で取り扱っているフライドポテトの人気投票で見事1位と2位に輝いたマクドナルドとモスバーガーのフライドポテトの味わいを比べてみましょう!
マクドナルド「マックフライポテト」とモスバーガー「フレンチフライポテト」を5つの味わいの項目で比べ、グラフにしました。
大きく違ったのは、素材感と塩味でした。
「外はカリッとゴールデンブラウン、中はホクホクとベイクドポテトのような食感」と紹介されている「マックフライポテト」は、強い塩味とうまみのある、インパクトのある味わいでした。
「太切りポテトがホクホクと美味しい」と紹介されているモスバーガーの「フレンチフライポテト」は塩味がやや控えめ。全体的にバランス型の味わいと考えられます。
まとめ
サイドメニューに位置付けられているフライドポテトにもそれぞれ個性があり、主役のハンバーガーに負けない存在感がある! そう筆者は思いました。
改めて、みなさまの好みのフライドポテトはどんな結果でしたか? コメントで是非お聞かせください!
次週はバレンタインでおなじみのあの食べ物の味わい分析を紹介します! お楽しみに!