入院3日目

　これは19時現在、病室から打っている文章になります。原則PCはエレベータホールじゃないと使用禁止とどこかに書いたけれど…なので、内緒で。理由はおいおいわかるとして、そんな事情があるので、最小限のタイプ音で、文章も手短にします。

　昨夜は夕飯になにか盛られたのかと疑うぐらいの眠気で、消灯とともに就寝。3時に一度起きたが、そのまま6時まで寝ていた。

　今日は採血はないらしい。9時からステロイド投薬治療の一回目が始まった。正味三時間ぐらい、点滴で投与する。これが三日間続く予定。

　ステロイドの副作用として、免疫が下がり感染症にかかりやすくなってしまう(易感染性)ため、外患などと接触しないように、階を跨いでの移動はしばらく禁止となった。

　また、心電図計が常時ついていて、電波が届かないとバレる(笑)ため、エレベータホールなどに移動する際も念のためナースステーションに一声かけてほしいとのこと。

　点滴での投与中はシャワーを浴びれないとのことで、身体をタオルで拭くために、お湯を入れたバケツを持ってきてもらった。僕が慣れないもので、床をびちゃびちゃにしてしまい、今田美桜を10倍に薄めたみたいなナースに「転んだら大変ですからね♡」と床を拭いてもらった。とてもドキドキしました。

　そう、これも薬の作用か分からないが、午後は珍しく終始ハイテンションで興奮状態が続いた。調べると、投与後に躁状態になって走り出す患者もいるらしい。それはちょっと盛ってると思うけれど、アッパー系の薬物であることは間違いなさそう。

　夕方に父から荷物が届いた。爪切りやマスク、コップやストローなど、入院してはじめて必要だと気付いたものをリスト化して予め依頼していたのである。父は病院の下まできたものの、コロナ禍のルールもあり、治療中なので尚更会えない。父さん、わざわざありがとう。またよろしくです。

　夕飯前に熱を計ったところ、38度とかなり高熱だった。薬の影響か、興奮してエロ動画見まくっていたからかは分からないが、アイスノンをもらって安静にすることになった。

　そのため、エレベータホールに出る許可が下りず、ベッドの上でこっそりと打っている現在にいたる。夜に電話しようと思っていた人、すみません。

　あ、そうだ、汚い話が連続して申し訳ないが、治療の経過を見るために、24時間蓄尿というものが始まった。名前のとおり、24時間で出た尿をひたすら袋に溜めていくのである。他人の尿が袋に溜まっているのもたくさん見たし、男子トイレで看護婦としょっちゅうすれ違うし、モノもがっつり見られたし、もうなにも思わなくなった。

　とにかく恥とか言ってられなくて、病気を治すのに皆一丸となって本気なんだなと感動した。初めからそうだったけど、あらためて、治すためにはケツの穴でもなんでも診てくれという覚悟ができた。

　結局今日もかなり長くなってしまった。いつになったら僕の病気の話ができるのでしょうか。明日先生からの追加説明もあるようで、ちょっとそこでまとめて書けたらいいな、と。

　どうせベッドで数独やってるだけだし日中にまとめたらいいのにね。