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【Vtuber】Vの歌ってみた系はキャラにあった選曲してるものがめっちゃテンション上がると思う話【歌ってみた】

※この記事はマジで個人の感想です。なのでよくわからん!って方やいや違うだろ!って方は後半の好きな動画布教パートだけ見ていただければと思います。

【本文】

自分は元々歌ってみた系に関してはあまり聞いて来なかった。理由は既存の歌の場合、大体聞いても個人的には「いや…原曲の歌手の方がしっくり来るな…」と思わされることが多かったためだ。特に元と似た声質の方が歌う場合ほぼ100%そう思わされた。

ボカロ曲の歌みたに関しては機械音声から肉声へ変わるため印象もガラッと変わり、そこまで抵抗はなかったが、それでも進んで聞いてはいなかった。


そんな自分だったが、V、ていうかにじさんじにハマってからはよくVの歌みた動画を進んで聴くようになった。


何故Vの歌みたは聴けるのだろう…そう考えた時、自分が特に好きな歌みたが「特にそのキャラが本当に歌いそうな歌」であることが多いことに気付いた。

言い換えれば、「キャラの解釈と合っている歌」である。

キャラに合っている歌は、そのキャラの魅力的な一面をより引き出してくれる。或いは、そのキャラに好ましいギャップの歌の場合は新たな一面を引き出してくれる。それはそれで前者とは違う意味でキャラに合っていると言える。


勿論、そのキャラに全然関係なく、ただ声質があっているような歌みただって別に良い。自分も好きな動画だってある。

しかし、繰り返しになるが自分はそのキャラに合っている歌みたはより好きだ。そのキャラがその歌を歌う意味がある…そう実感できるからかもしれない。


じゃあ、具体的にはどういう動画のことだ?ということで以下個人的に「あー!そのVっぽい!」と思う動画を紹介する。

基本にじさんじしか見てないせいでにじしかないです。

【そのキャラっぽい!と思う歌動画】

【月ノ美兎/ネコミミモード】

まさにインターネット

この歌は2000年代初期のアニソンであり、いわゆる電波曲である。もう2000年が20年近く前ということに驚きを隠せない。この動画の映像のサイケさ、シュールさは、あの頃の深夜アニメやそれを見て密かに盛り上がったインターネットが持つアングラさやノスタルジーを感じさせる。

それをオタクが好きなスタンダード萌え属性を詰め込んだ外見に、インターネットの混沌を詰め込んだ中身の委員長が歌うのが凄いマッチしていて好き。編曲が昔のテキストサイトの系譜を継ぐメディアサイト、オモコロのライターであるARuFaが担当なのも因果を感じていい。そういえば彼もおもしろコンテンツの詰まった麻袋とか言われてたな。

【御伽原江良/おねがいダーリン】

普段は見せないあの子の一面

料理、掃除が趣味のなんでもこなす家庭的な女性。いつか素敵な王子様が自分を迎えに来てくれると夢を見ている…そんな公式紹介文から、早い段階で逸脱した暴走トークを披露し、呼び名にギバラが定着したのも随分と懐かしい話だ。

配信内で見せる猿叫はまるで芸人のよう。しかし、彼女はそんな中でも、ツイステで推しを引いて嬉しさのあまり絶叫している時など、女性らしいところを見せる時もある。(一般的な女性らしさ、謂わゆる清楚とかおしとやかとはまた別だが)

そんな彼女が、可愛い100%のこの歌を歌うことは中々にギャップがある。と、同時にまさに彼女の持つ、「女の子」な一面を強調した歌とも言えるのだ。

自分はこの歌を聞いた時、普段の姿との違いに驚きつつ、しかしすんなり受け入れられたのだが、それはきっとこんな理由からだと思う。

なんというか、ギバラさんはツイのサブ垢といい「等身大の女性」を見せていてそこが良いと感じる。個人的にラムのラブソングのカバーもかわいさに憧れる女性って感じでめちゃくちゃ好き。歌も勿論可愛いのだ。

余談だが、この動画が両国ライブで音響トラブルで歌えなかった時のリベンジなのがちょっと熱い。

【ドーラ&社築/ggrks-ググれカス-】


夫婦喧嘩(22分から)

ライブで出てきた時クッソ笑いました。

これはドーラ、社築、本間ひまわり、葛葉の4人のライバーからなるド葛本社というユニットのライブで歌われたものだ。このユニットはそれぞれライバーが母、父、姉、弟という体で配信しており、これは母、父役のライバーが歌っている。

その彼らの設定と、ググれカスの「冴えない男が女性を口説くも煙たがられる、でも女性も素直になれないだけで実は…」という歌詞がマッチしていて良い。2人の歌い方や振り付けもちょっとコミカルでつい笑ってしまう。

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ヨシ!

にじさんじのライブはライバー自身が選曲していることが多く、彼らに似合っている曲がセトリになりやすくて大変素晴らしい。

最近はご時世のせいで3Dライブやコラボも控えめになり、大変寂しいので、早く状況が好転することを願う。

【】葛葉/KING【】

これ今更紹介する?って感じではある。

ついに最近1000万を突破した歌動画。KINGは人気曲で、多くの人がカバーしているが、葛葉のはハスキーな声質はさながら、強気な歌詞が妖しげな曲調が魔界の吸血鬼という設定、あと彼の敵を煽る時のような勝気さにとてもマッチしている。

動画の衣装が実家仕様なのも王様っぽくてナイスチョイス。葛葉のカバーは福岡ライブのTHE DAYも彼の主人公属性と対戦ゲームが多い配信内容に合ってて良き選曲だ…と感じた。


【楓アキ花咲リリ刀也ギル/エル・タンゴ•エゴイスタ】

まるでミュージカルなもう一つの世界

これはちょっと今まで紹介した動画とは、少し趣向が違う。この曲は悪魔vs神に仕える人間の戦いと言ったような歌詞と荘厳なメロディが特徴だ。しかし、歌ってるVはみんなそのような設定はない。吸血鬼はいるけど。

けれど、この歌もまた彼らに合っていると思わされたのだ。

何故なら、1つは彼らに振り分けられてるパートが彼らの口調や性格、歌声に合っているからだ。大人しそうな子は清楚な歌詞のパートに、妖しい悪魔のパートはその強さを持った子に。ある意味「この子は学生設定だけど、こういう設定だったら夢があるよなぁ」と言ったようなめちゃくちゃクオリティの高い二次創作(いや公式の動画だけども)を見ているようで、見てるリスナーも夢を見ている気分になれる。

もう1つは動画だ。歌に相応しい衣装を着せられた立ち絵は彼らをその歌の世界観にチューニングさせ、歌うに自然な雰囲気にしてくれる。最近のVの歌ってみたらクオリティの高い動画がセットなことが多く、それもまた楽曲とVをマッチさせている要因であると感じる。

【終わりに】

そのVに合っているか?って観点で突き詰めると、1番合っている曲って早い話「そのVのオリジナル曲」になる。

まあ何が言いたいかと言う、歌ってみたも好きだけど同じくらいVのオリ曲も好き。みんなもっと出していいんだぞ。

後自分はまだVのファン歴浅いのでこの曲も良いぞ!ってのあったら是非教えてください。






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