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株式会社Zenyum Japanの代表取締役社長に就任しました。

2021年9月13日に株式会社Zenyum Japanの代表取締役社長兼CEOに就任しました。現在、グローバルでは250名以上、日本では約10名の仲間たちと一緒にビジネス拡大に邁進しています。

詳しいビジネスの内容については11/4(木)にプレスリリースも出していますので、こちらもご覧いただけると嬉しいです!

高品質の透明マウスピース矯正をもっと手軽に!スマイルコスメブランド「Zenyum」が日本上陸
*大きく反響をいただいており、すでにテレビ等の取材依頼も頂いております。製品やサービス、会社に関することなど、なんでもお答えできればと思いますので、ご興味があるメディアの方々、LinkedInもしくは私のメールアドレス tasuku@zenyum.com までお気軽にご連絡いただけますと幸いでございます!

キャリアサマリ

初めて読んでいただく方も多いと思うので、簡単にキャリアサマリを記載します。

・2011年 慶應義塾大学経済学部 卒業
・2011年-2016年 アクセンチュア株式会社 / アナリスト→コンサルタント
・2016年-2019年 フロスト・アンド・サリバンジャパン株式会社 / マネージャー→シニアマネージャー
・2019年-2021年 OYO Hotels Japan合同会社(現OYO Japan株式会社) / インハウスコンサルタント→戦略企画室長
・2021年9月 株式会社Zenyum Japan代表取締役社長兼CEO就任

社会人生活の前半はコンサルティング、直近2年ほどは事業側で戦略立案やアライアンス、社内横断プロジェクトのマネジメント等を実施していました。

「ある程度大きなPL責任を持ち、ヒリヒリした中でどんどんビジネスをドライブしたい...!!!」と思っていたときに、ちょうどZenyumからお話を頂き、何回も創業者のJulianはじめいろんな方とお話しさせていただいた後、日本法人の社長としてジョインさせていただくことになりました。

きっかけとプロセス

前職のOYO Japanには2019年11月に入社し、社内外の色々な方々と関わりながらビジネスを推進する楽しさ、難しさを学ばせていただきました。ぼくはアクセンチュアとフロストでのコンサルティング経験しかなかったのですが、戦略や企画立案のみならず、現場でのエグゼキューションまで幅広く任せていただいて深く感謝しています。

「コンサルタント = アドバイザーに過ぎない」と思われがちで、事業会社に転職しても思うようなパフォーマンスが発揮できない、というような話もちらほら聞いていたので、OYOでうまくやっていけるかは不安でした。

しかし、ラッキーなことに素晴らしい上司や同僚、お客様に恵まれ、コンサルティングに加えて事業戦略の立案や推進、さまざまなステークホルダーを巻き込んだプロジェクトマネジメントなどを実施でき、非常にエキサイティングな経験をさせていただきました。

一方、「自身でPL責任を持ち、かつ心から""社会の役に立つ"というプロダクトを世に広げていきたい」という想いは日を追うごとに強くなっていたのも事実です。2020年の後半から、2022年の海外大学院へのMBA留学を視野に入れた勉強も始めていました。

詳細:やっとGREで320点(GMAT換算680点)を取れたので、やったことをまとめてみる

そんな中、2021年6月11日に、LinkedInにてある外資系のリクルーターの方からお声がけをいただきました。Pre-IPOステージのHealth Techカンパニーの日本での第一号社員兼現地法人社長にならないか、というお誘いでした。MBAを取得した後にやりたいなー、とおぼろげながら思っていたそのものズバリのお誘いであり、ダメ元で応募することにしました。

選考は、面接はもちろん、実際に現地法人を立ち上げ、運営していく際の戦略やオペレーション、組織イメージや複数年のPLなどをまとめるかなりヘビーなものでした。ただ、これは非常に理にかなっている選考方法だなとも思います。ケーススタディやコンピテンシー面接はもちろん一定以上の精度はあると思いますが、その人のスキルや経験を数時間で見抜くというのは非常に難しいと思っています。ぼくも面接官側になって採用をしたことはありますが、面接での印象と実際に一緒に働いたときに大きなギャップを感じたことも少なからずありました。

ヘビーかつリアルな選考課題を与えることには以下のメリットがあります。

・口だけではなく、実際にその人がどのような思考プロセスやプレゼンテーションをするのか、精緻に把握できる
・入社意欲が本当に強い人のみが応募するため、工数が削減できる(「とりあえず受けてみるか」程度の気持ちでは完遂できないボリュームです)
・実際にその立場になった時、自身で作成した戦略があるので、それを指針として迷いなく立ち上げや初年度のビジネス運営がスムーズにいく

ありがたいことに日本での戦略立案プレゼンテーションや本社マネジメント陣との面接で評価を頂き、リクルーターの方から連絡を頂いた約1か月後、2021年7月13日にオファーレターを頂くことができました。家族や友人、今までお世話になってきた元上司や先輩方、信頼できるエージェントの方など、様々な方にご相談したうえ、お受けすることにしました。

日本ではまだまだネームバリューはないですが、シンガポールや香港ではすでに確固たる地位を築いている会社で、先月にはニューヨーク証券取引所からインタビュー依頼があり、創業者兼グローバルCEOのJulianがテレビ出演したりしています。

ビジネスの革新性や話題性、Sequoia CapitalやLキャタルトンなどの著名ファンドからの約60億円という資金調達はもちろん、Smile Moreというシンプルかつ美しいミッションのもとに、グローバル一丸で一生懸命頑張っています。この会社の何よりの強みは、このミッションのもと、マネジメントからメンバーレベルまで同じ方向を向いて楽しく走り続けていることです。

日本は非常に大きなマーケットであり、グローバルメンバーもガシガシサポートをしてくれており、スムーズなビジネス立ち上げができています。

Zenyumのプロダクトは本当にクオリティが高く、心からおすすめできます。日本では、主力製品の矯正用透明マウスピース(ZenyumClear)のみ発売していますが、近いうちに電動歯ブラシ(ZenyumSonic)や、歯磨き粉(ZenyumFresh)などもお届けしたいなと思っています。

ZenyumClearを活用いただくにはまず無料診断を実施いただく必要があり、興味がある方はぜひコチラから実施くださいませ!ご友人への紹介も大変ありがたいです...!!!

経営者という立場で学んでいること

正式に株式会社Zenyum Japanに入社したのは2021年9月13日なのですが、それ以前も有給休暇を活用して日本法人の立ち上げや初期の採用、規制の確認や輸入プロセスの明確化、アカウンティングをサポートくださる会計事務所さまの選定、Webサイトのローカライズ、パートナークリニックさま拡大のための営業等々実施していました。

法人格すらないところからのスタートだったため、「会社を作る」という経験をゼロから積むことができました。また、最初は社員もいなかったため、何から何まで泥臭くアクションを積み重ねる必要があり、コンサルタントや経営企画というポジションにいた自分にとっては非常に新鮮でした。

今はすでに約10名の方々がZenyum Japanを動かしてくださっており、最初期に比べると圧倒的にやれる範囲が広がっていてとても楽しいです。その中で学んだことをいくつかここで共有できればと思います。(まだ就任して2か月も経っておらず、的外れなことも多いと思いますが、その際は適宜アドバイスいただければと思います)

・採用はほんとにほんとに重要
マーケ、PR/ブランディング、カスタマーサクセス、パートナーシップ等々、現在非常に頼りになる仲間たちが主体的に要所要所ですさまじいパフォーマンスを出してくださっていて、立ち上げから1.5か月とは思えないほどのスピードとクオリティで進んでいます。これがうまくいっているのは、「採用には一切妥協していないから」だと思っています。形式にこだわることなく、各領域における最強エキスパートの方々にジョインいただき、みなさんに大きな権限をお渡ししています。不要な内部調整や政治も一切排しており、とにかくお客様のために貢献できるためのアクションにすべてのリソースを投下しています。このポリシーに共感できる方のみで構成されているため、社内コミュニケーションのコストが限りなくゼロに近く、スピード感をもって業務を進めることができています。もしここにひとりでもネガティブな人や社内政治大好きな人、独りよがりな人、口だけで手が動かない人がいたとしたら、一気にスピードダウンしてしまうはずです。スピード感を持った拡大はもちろんしていきますが、「ベストな人材のみ採用し、お客様を向いたアクションのみ実施する」というポリシーは、これからも必ず守っていきます。

・あえて「YES RULES」
組織文化や運営方針については、NETFLIXの「NO RULES」が非常に有名です。ぼくもこの本は非常に興味深く読みましたし、NETFLIX的にとにかく自由、ただし成果にコミットし続けるメンバーのみで構成されるような組織にしたい!と当初は思っていました。ただ、完全に言葉通りNO RULESにすることは非常に難易度が高く、かつ実は誰も幸せにならないのでは?とやりながら感じることがあり、現在は「あえてYES RULES」にしています。もちろん、不要なルールは排していますが、月次にマネージャーレベルでプランニング&コミットするMonthlyシート、週次での振り返りシートとミーティング、Value浸透のための定例ミーティング、日次での作業予定報告等、目指すべきものと現状を全員で把握し、同じ方向を向くためのRuleは作っています。まだまだ仕組みづくりの途上ではありますが、みながゴールをしっかり見据えながらも目の前のことに集中し続けられるようにできればと思います。

他にもいろいろと学んでいることはあるので、定期的にnoteに書いていければと思います。ぼく自身、Zenyumの日本法人社長という役職をお引き受けするときに、同じようなキャリアの人から話を聞いてみたいなと強く思ったものの、「外資系企業の日本法人社長」というキャリアで発信している方はあまりいらっしゃらず、困惑しました。もし似たようなキャリアを考えている方には相談にも乗れると思いますので、LinkedIn経由でメッセージ頂ければと思います!

ちなみに、Uber日本法人を立ち上げられた塩濱氏による「外資系社長という選択」という本は、外資系企業日本法人社長というキャリアの具体的な内容、広がり、メリットデメリットなど網羅的に書かれていますので、一読をおすすめします!

ぼくたちのミッション「Smile More」に共感してくれる方、ぜひ一緒にやりましょう!!!

Zenyumはアジアを中心に急拡大しており、日本でもどんどん大きくしていく予定です。テクノロジーを活用し、素晴らしい仲間たちと「Smile More」の旗印のもと、ガンガンビジネスを進めていきたい方は、ぜひお声がけくださいませ!

どんな魅力があるか、思いつくままに挙げてみました↓↓↓

・とにかくお客様の笑顔のためにコミットする文化 - Smile more!
・今後さらに注目度が高まり、市場としても伸び続けている口腔ケア市場
・20代-30代中心の若く柔軟な組織(グローバルも日本も、年功序列の「ね」の字もないです。すぐにでも大きな裁量を持ち、ダイナミックにビジネスを動かしたい人には最適です)
・グローバルですでに高い評価を得ているプロダクトやサービス(LinkedInでSingaporeのTop15スタートアップにも選出されています)
・Sequoia CapitalやLキャタルトンなどの著名ファンドからの約60億円の出資
・日本ではまだ約10名程度の規模であり、創業メンバーのひとりとして入社可能
・日本法人では、PR/Branding、デジタルマーケ、カスタマーサクセス、営業、パートナーシップ等々の各領域で第一線で活躍し続けている人たちが目を輝かせながら毎日楽しく働いており、刺激と学びがふんだんすぎるぐらいある環境

今後もZenyum Japanのカルチャーや経営者としての学び、「外資系企業の日本法人社長」というちょっと特殊なキャリアについて、定期的に発信していければと思いますので、ぜひご笑覧くださいませ!!

また、

・キャリアについて話を聞いてみたい
・Zenyum Japanで働くことに興味がある(インターン含)
・Zenyumのサービスについて深く知りたい

という方は、ぜひお気軽に以下より日程を選んでいただければと思います!お話ししましょう!

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社長室マネージャー(社長室長候補)
Consumer Product事業部長

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