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春なのに、いや春だから?

記念にください ボタンをひとつ
青い空に捨てます

…ではなくて。
こんばんは。夜のエッセイを書くのはずいぶん久しぶりのことになってしまいました。最近、どうにも日記を書くのが楽しくなりまして、そちらを細々と更新する日々でした。

皆さま、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

久方ぶりの更新でこんなことを書くのもやや気が引けるのですが、怖いようできっと怖くない話を書きたいと思います。

※ ※ ※

最近、ふっと「今、自分がどこにいるのか」もしくは「今、自分がどこに向かっているのか」が分からなくなる瞬間があります。あ、いえ、将来のことだとかそういうわけではなくて、物理的な、地図上の位置のことです。

昨日も、中央線に乗って新宿駅でホームに降り立つ瞬間、「あれ、何線に乗ってきて、ここはどこの駅だっけ?」という思いが頭をよぎりました。
また、先週の金曜日は、何度も足を運んでいるはずの霞が関のとある建物に会社のある東京駅から行くのに、地下鉄の日本橋駅まで歩いて銀座線で虎ノ門駅まで行かなくてはいけないところ、ふら~っと東西線の大手町駅の改札まで歩いていってしまい、改札を通る直前で、「あ!ぜんぜん違う路線に乗ろうとしている!」と気づいて事なきを得たのでした。

また、このところ階段を登り降りしているときに、しょっちゅう段を踏み外しそうになります。階段がまだ続いているはずなのに、頭のどこかで「もう階段はおしまい」と思ってしまうようで、足元がふらついてしまいます。

う~ん、正直何が起こっているのかよく分かりません。「怖いようできっと怖くない話」であってほしいのですが。後から何かあったときのための備忘録も兼ねて、ここに書いておく次第です。

春だから…かなぁ。

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秋本 佑(Tasuku Akimoto)
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