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#003 余白

今回は、FC VICUS発足当初から来てくれている子たちの話から。

彼らはいつも早く来る。
弟の練習時間に合わせて友達2人で来て、待ってる間にひたすらボールを蹴って、1v1が始まって、後から他の子が来ればミニゲームが自然と始まる。
練習が始まる頃にはもう既に仕上がってる(笑)
弟は逆に、同じようにお兄ちゃん達を待ってる子達とひたすらボール蹴ってる。

この光景を作りたくて、外での活動の時には、いつもミニゴールを余計に2つ出してある。
最近は悪天候続きで場所が限られちゃうから、やらせてあげられなくてごめんよ。
それでも空いたわずかなスペースを勝手に使って蹴ってるけど(笑)

僕らはこの時間が大切だと思ってます。
競技としてサッカーに取り組んでいるから、もちろん練習はするけれど。
思うままにボールを蹴る時間ほど楽しいものはない。

実際、今まで色んな選手を見てきたけれど、遊んでいる子たちはそれぞれのペースで、できることの幅がどんどん増えてるように思う。
ちょっと空いた時間に、ついボールを触っちゃう。
1v1、ボール回しを始めちゃう。
単純にボールを触る時間が多いのはあるけど、「やらされていない」ことが大切なんだと思う。
自分で自分のプレーを作っていってる感じ。

この前のKidsクラスが始まる前の時間。
年少から1年生まで、みんなでミニゲームして遊ぶ
この空気感が大切な気がしてる

引き出しに入れる時間と、入れたものをひたすら使ってみる時間。
サッカーを習いに来ないで、サッカーをしにきて欲しい。


そのためには余裕を持った大人が必要ですね。
頑張ります。

保護者の皆さん、空いた時間とスペースがあれば、ミニゴールはいつでも使ってもらって構いません!
そのうちみんなで遊びましょう!!

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