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活かすことを考える

コロナウイルスが、ブータン国でも流行して個人防護用品が不足しているということで、お寺のご信徒手縫いのマスクを100枚と不織布のマスクをお送り致しました。

 ブータン国へは2010年に岡山市で使わなくなった救急車をお寺で購入し、メンテナンスをして寄贈したご縁からです。ブータン国で第一号の救急車として今も活躍しているということです。

 ご信徒の手縫いのマスクは色んな柄があり、お洒落な物が多いです。ブータンの方のお顔は、日本人に近いですし、特に女性には喜ばれるのではないかな、と想像します。お役に立てて頂ければ嬉しいですね。

 この活動も、師匠の閃きでして、救急車の時もそうですが、何でも活かすことができるというのは、素晴らしいなと思います。

 「活きたお金の使い方をしよう」というのが師匠の考えで、自分の欲しい物や贅沢にお金を使っても価値として生きてこない、というのは消費のみに留まり、それ以上でも以下でも無いからです。ですが、仏様や多くの人に喜んで頂けたり、有難いと思ってくださる使い方をすれば、お金では買えない価値あることに繋がっていきます。

 ついついお金というものに執着してしまい、「これは自分のもの」と囲ってしまい、手放したくないと思いがちですが、お金は自分のもの、と囲えば囲うほど価値は下落し、ただの紙切れになってしまいます。
 
 人も物もお金も活かすということはとても大切なことだと思います。

 わらしべ長者もそんな話でしたよね?

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