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ブランドイメージの形成プロセスについて

昨今、よく耳にするブランディングとは。

本来、長い時間をかけて、少しづづ少しずつ消費者の価値評価が蓄積されていくブランドイメージを、意図的に。言わば強引に消費者の脳内に刷り込んでいく手法のことです。

図説について見ていきますと、左の図は本来のプロセスです。

例えば、ルイヴィトンが高級バッグを代名詞にハイブランドとしての地位を確立したこともそうですし。

身近なところで言うと、福砂屋さんが「福砂屋といえばカステラ、カステラといえば福砂屋」というイメージが全国的にも認知されていることもこのパターンに当てはまります。
吹き出しになっているのは、自然に消費者の頭に浮かんでくるというイメージですね。
対して右の図です。こちらは、本来長い時間を要するブランドイメージの獲得を、効率的・効果的に比較的短期間で実現できるように行っていく手法を表現しています。

こちらは矢印が脳に刺さっているので、強引に刷り込んでいくというイメージです。


ここで大事なのは、赤い文字になっている「理想的なブランドイメージを自身で定義し社会に発信する」という部分です。

ブランディングと言えば、ほぼほぼこの言葉に集約出来るかもしれません。


ここで言う「理想的なブランドイメージ」とは、

例えば

 ・社会からこういうイメージで認知してもらいたい

 ・こういうイメージ像が理想だ

という風に表現した方が分かりやすいかもしれません。

そのイメージ像の獲得がブランディングの大きな目的だと言えます。

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