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女性天皇・女系天皇について思うこと

皇位継承について、最近「女性天皇」や「女系天皇」が話題です。

ただこれ呼び方こそ似てますが意味合いは全く違っています。
それこそ「インフルエンサー」と「インフルエンザ」くらい全く違います。
そんな女性天皇・女系天皇について調べてみました。

はじめに

まず大前提として民間人の僕は皇室に入れません。
僕が男性だからです。
逆に女性は皇室の男性と結婚することで、例えば上皇后陛下の美智子さまや皇后陛下の雅子さまや秋篠宮妃の紀子さまなどの例があるように皇室に入ることができます。

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女性天皇について

最初は女性天皇についてです。
こちらは愛子内親王(天皇陛下の第1皇女子)を将来の天皇陛下に!という動き。
現時点の皇室典範では認められていませんが、過去には10代8人の女性天皇が存在しました。
ただし全員生涯独身を貫いています。
これを現代に踏襲することは、人権派の方やフェミニストの方が許さないでしょう。

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女系天皇について

次に女系天皇についてです。
こちらは眞子内親王(秋篠宮さまの第1女子)と小室圭さんがもし結婚してもしお子さんが生まれたらその小室家のお子さんを将来の天皇陛下に!という動き。
現時点の皇室典範では認められておらず、更には初代神武天皇から第126代今上天皇まで過去に女系天皇の例は一度もありません。

そもそも女系天皇という言葉自体が最近出来た新しい言葉であり、今までに存在したことのない架空の存在であるため、いわゆる若者が使う流行語や未確認動物であるUMAなどと同じ存在と言えるかもしれません。

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まとめ

ちなみに現時点で皇位継承できる皇族の方は3名いらっしゃいます。

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個人的な意見ですが、僕の本音は「3人いらっしゃるんだから女性天皇や女系天皇の議論は先送りしていいのでは?」です。

特に女系天皇や女性宮家はかなりぶっ飛んだ意見です。
その子供が天皇陛下になる可能性があり、古来から続いてきた天皇家が終わり、新たに鈴木家とか佐藤家とかが初代天皇として始まりかねません。
小室さんが皇族になることやそのお子さんが天皇陛下になることを歓迎できる人はごくごく少数派だと思います。

下のnoteは過去まとめたものですが、日本の皇室は万世一系で続いており世界最古としてギネス認定されています。

もし女系天皇や女性宮家が認められると、いずれ世界最古の王朝は終わりギネス認定も外されることになるでしょう。
非常に難しい問題ですが、古代から続く皇室を僕らの代で終わらせることは残念ですし、一度途切れるともう二度と戻すことはできませんから。

それでも女系天皇や女性宮家を議論するのであれば、ここからは僕の提案なのですが「天皇陛下公募制」も議論するのはどうでしょうか?
ミスなんとか、とかミスターなんとか、と同様、第127代天皇陛下にふさわしい人材を民間から公募すればいいのです。自薦他薦は問いません。
女系天皇も天皇陛下公募制も両者とも前例がなく新しい形の皇室だということは同じですし、民間人によって皇室が途切れるということも同じですし、より広く人材が集まるのは天皇陛下公募制ではないでしょうか。

最後に

まとめているうちに他にも気になることが出てきました。
また調べまして、次の機会にまとめてみたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

◆女性天皇はなぜ結婚しなかったのか?
◆過去に女系天皇はなぜ一人もいなかったのか?
◆女系を認めハプスブルク家に乗っ取られたスペイン王国とは?
◆皇室を乗っ取ろうとした日本三悪人の一人、道鏡とは?


追記
2021年6月16日、こちらのニュースが流れました。
結果、男系男児限定のままとなり、女性天皇、女系天皇は見送られました。

有識者21名の中で女系天皇賛成派は古川隆久氏、本郷恵子氏、大石眞氏、宍戸常寿氏、君塚直隆氏の計5名(24%)。よく聞きはしたのですが実は少数だった模様。
旧宮家の男系男子の皇籍復帰が15名(71%)と最も多かったようです。

もちろん僕の提案した天皇陛下公募制も却下どころか話題にもあがっていないようでw。

安定的な皇位継承策を議論する有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)は16日、第7回会合で皇位継承資格を男系男子に限定する皇室典範の規定を尊重し、現在の皇位継承順位を維持する方針を確認した。これに伴い、女性・女系への資格拡大は見送る。

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