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せめて人間であるうちに……
「私もこのままだと奴らと同じ化物になってしまう…………」
「それならば意識が残っている内にあなたの手で……」
ゾンビ映画だと、ノルマかと思うくらい必ずある展開。
仲間の1人が噛み付かれるなどの感染をし、ゾンビに変貌を遂げる展開。
そして登場人物達は決まって
「人間である内に殺してくれ」
と乞い願う。
感動の展開である。
感動の展開である。
いやいや
いやいやいやいや
いやいやいやいやいやいやいや
…………
ゾンビになってから死にたいだろ。
よくよく考えていただきたい。
ゾンビになる側、最後を見届ける側
いずれの立場にせよ、絶対にゾンビになってから殺す方がいい。
まずはゾンビになる側
銃殺、絞殺など、どんな殺され方にせよ
痛みは必ず伴う。
その点ゾンビ化することにより、意識は吹き飛び死への完全なる麻酔が完成する。
そして見届ける側
無法状態であるから犯罪では無いにせよ
人間の内に殺せば、殺人をしたという罪の意識は必ず残る。
しかし、ゾンビ化後ならば、ヨダレを垂らした自分を襲う化物を正当防衛で倒すことができる。
少なくとも人の内に手にかけるよりはよっぽど気持ち的に楽なはずだ。
よって
双方のメリットから考えて、
今後は
「ゾンビ化後のとどめ」
を提案する。
最近暑いですね。
おわり
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