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日本最古の通販メディア ヤフオク 今の印象

自分は東京蒲田でトレーディングカード(大人気のポケモンカード)や、ウォーハンマーという海外製プラモデルを扱っているtakchanというお店を10年以上やっております店長です。

最近、商品のネット販売のためにヤフオクを利用することが多くあり、それなりの手応えを感じてます。
ヤフオクといえば日本で一番最初に生まれたネットでモノを売買するメディアでした。
今となってはスマホ最適化されたメルカリなどのフリマアプリの影となってる印象もありますが、そんなヤフオクを今使ってみた印象を書きます。

結論としては、扱うモノによってはヤフオクはまだまだ健在、かなり使えるメディアと感じました。

それではどんなモノとヤフオクの相性が良いのか。

まずは商品単価が高いモノである方が良いです。
逆に安価なモノを大量に売る塵積戦略との相性は悪いです。
それはなぜか?

ヤフオクはフリマアプリ ペイペイフリマに同時出品する機能があります。
ペイペイフリマは現在のところ日本最強の電子決済ペイペイの利用者にリーチできるフリマサイトなのですが、ヤフーが提供する匿名配送がマストとなっているかなり尖った仕様なのです。

ヤフオクで、出品する際に匿名配送とすることで、同時にペイペイフリマにも出品されます。これを適用させることで、ヤフオクだけに出品するのに比べて3倍のトラフィックを得られるそうです。つまり3倍売れるようになる。

匿名配送にかかるコストが厚さ3センチ以下ならば、ゆうパケットで200円程度、ゆうパックとなれば700円程度かかります。

この匿名配送のコストをペイしつつ、更には購入者にとって納得のいく価格で提供できる商品。
つまり一定以上、商品単価が高く、できれば厚さ3センチ以下のモノがヤフオクで扱いやすいというわけです。

逆に商品代が安いのに厚さが3センチ以上で、ゆうパックにしなければいけないようなモノはやりづらいです。

それともうひとつはヤフオク利用者の年齢層が高いため、年齢が高い人向け40代以上向けの商品はヤフオクで売れやすい印象です。
PC版のヤフオクごちゃごちゃしてて、サイトデザインが古いと感じるのですが、その古いサイトデザインに慣れているから安心というオジサン達がいっぱいいるようです。

これらの特徴をふまえて、相性が良い商品をあつかっているならば、ヤフオクに販路拡大してみてはいかがでしょうか?

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