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妄想イン・○ッシブル

このストーリーは僕の妄想の中の妄想による妄想の為の…………ただの妄想のストーリーです。
今から25年以上も前から現在まで定期的に僕の頭の中で繰り広げられています。
(ただのヤバいやつ)

尚、完全フィクションですwww

【エピローグ】

ある平凡な家庭に生まれ、3人兄弟の末っ子として貧しくも日々平和に暮らしていた男の子がいました。

生まれながらに体が弱く、体調を悪くしては入退院を繰り返し、あまり学校にも行けず友達も少なかった彼。

秋から冬に変わる寒い季節の変わり目にまた体調をくずしてしまいました。2週間の入院を終えて自宅に帰った翌日に、ある出来事がきっかけで彼の人生は大きく変わっていきます。

【本編】

「はぁ、やっと帰ってこれた」

母「今日は横になってもう休みなさい」

「もう寝るね」………

翌日いつもより早く目が覚めた僕はトイレへ、便座に座り、ふと正面の壁を見ると壁紙の模様にそっくりで気付くか気付かないかくらいの小さな膨らみを発見。

「なんだこれ…」
「こんな膨らみあったかな」

無意識に人差し指で押してみる…すると次の瞬間!?

「ピーピーピー」
「ガチャッ」
「シュイーン」

といきなり機械音が聞こえ、何かが動き出したんです。何が起こったか訳がわからず便座に座ったままの状態でいると、体が浮く感覚…。

「下に降りてる…」

そう、トイレの空間だけが動き出しエレベーターの様に下に降りて行ったんです。

怖くなった彼はとっさにドアノブに手を掛けます。

「ガチャガチャ…ガチャガチャ」
「ダメだ!回らない」

しばらくすると…。

「ガタン」

振動が止み静かになりました。
恐怖で動く事ができず、パニックになっていたその時、

「ガチャ」
「ドアの鍵が開いた…」

恐る恐る外を覗いてみると、そこには信じられない光景が広がっていました。

そこには見たことのないようなコンピューターや無数に並ぶモニター。ヘッドマイクを付けた外国の人達が指令を出したりナビゲーションをしたり慌ただしい様子。

彼はその場で座り込み目の前の異様な光景をただ見つめていました。

すると大画面モニターの前に一人の背筋が真っ直ぐな白髪の男性が後ろに腕を組みモニターを見つめていました。僕がその男性の背中を見つめていると静かに男性が振り向きました。

「ようこそ…気分はどうかな」
「…」
「状況が混乱していると思うが今日から君は我が組織のエージェントととして働いてもらう」

そう、そこは秘密組織の司令室だったのです。そしてその男性は司令官。彼からは淡々と次の事が伝えられました。

①司令室の事は一切外部に漏らさない事

②任務については君が降りてきたトイレに全て必要な装置がある。そこで確認するように。

③任務中に居る世界と君が普段生活している世界は時間の流れが違う。任務中は上の世界の時は止まる。

④任務成功報酬は君のIDバンクに入金する。尚、エージェントを辞めるまでは出金は原則できない。

⑤エージェントを辞めるときは組織について全ての記憶を消す。記憶だけを削除し元の生活に戻ってもらう。

⑥エージェントを辞めても報酬は残したままにする。日常生活で使用しているバンクに入金。

「以上…何か質問は?」
「質問がなければ早速任務に就いてくれ」

こうして、僅か10歳のエージェントがここに誕生した。

トイレに戻ると感覚的に装置の使い方、スイッチの場所が手に取るようにわかった。流されるままに最初の任務へと就く。

任務の内容はまさに多種多様で下の世界で有名な人物のおつかいだったり護衛。潜入や偵察など。

僕は任務に夢中になった。上の世界では味わえない緊張感と達成感。誰にも言えないからこその特別感。

そして…

気付けば組織に入り15年の歳月が経過していた。年も25歳になり下の世界ではトップエージェントになっていた。上の世界では結婚を決めた彼女と何不自由ない生活を送り、結婚を機にエージェントを辞める決意をした僕は、司令官にその旨を伝える。

すると額に小さなレーザーを当てられ僕は眠るように気を失った。

目が覚めた時には自分の部屋のベットだった。
もうこの時には組織の記憶はなく、机の上には一冊の通帳があり開くと信じられないくらいの大金が入っていた。

それさえも疑う事はなかった。

その後、僕は結婚をし可愛い子供達と幸せに暮らしていきました。

ただ、どこか物足りなさを感じながら…。

END

ここまで読んでくださった皆様、長々と妄想話にお付き合いくださり誠にありがとうございました!

最後に、冒頭でもお伝えしましたが、今回書いた内容は僕のただの妄想ですwww
きっかけは「トイレがタイムマシンで違う世界に行けたら良いのに」と思った事が始まりです。

今でもたまに妄想します(ヤバいですね)
しかも妻以外誰にも言ったことがありませんでしたが、何を血迷ったのかnoteに書いてみようと思い、投稿に至りました!

みなさまも独自のストーリーを妄想する事ありますか?私だけですかね?

面白かったら評価して頂けると救われますwww

以上Taでした。




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