「月の影 影の海」を読んだ感想

ズッコケシリーズの長い旅が終わり、次の旅に出ることにした。

今回は、「十二国記」だ。存在は知っていたが、アニメ化されていたこともあり、なんとなくラノベっぽいやつだと思ってスルーしていた。

そんなとき、「白銀の墟 玄の月」が発売され、僕のタイムライン上では随分と盛り上がった。なんと18年ぶりのシリーズ新作で、これを読むために会社を休む人もいたらしい。

それほどまでに人々を熱狂させる物語、読んでみたい。ズッコケを読み終わったら。去年末にそう思い、今年の目標のひとつに加え、そしてようやく、物語のはじまりを目撃することが出来た。

と、ここまでは冷静に書いてきたが、いざ感想を書こうとすると冷静になれない。

陽子!うおおおおお陽子!運命過酷すぎんか!?うわあああまたひどいことになってるうううう!ぎゃああああ!でも最後はよかったねえええ!

みたいな感想しか出てこない。物語の構造を解説する気持ちになんかとてもなれない。まだ衝撃がおさまってない。40過ぎたおじさんが三人でツチノコ探す話とか読んでたから、落差に体がついていかない。(いや、ズッコケもそれはそれで過酷だったりするけど)

幸いなことに、ズッコケに比べると感想を語り合える先輩が私の周りには多い。読む順番とかも教えてもらった。まだ全貌は全然あきらかになっていないが、壮大な沼に足を突っ込んでしまったことだけはなんとなくわかる。

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