札幌滞在日記十三日目

オフ明け。
14時から、脚本を総ざらいして、スタンダップコメディも挿入する、ディレクターズカット版の立ち稽古をやることが決まっているので、その準備をする。
なぜなら、ここまで我々、ほとんど脚本にあたっていないからだ。役者の出入りと、小道具の位置だけでもと、ざざっと確認する。

14時に向けて、スタッフさんたちが続々と愛知や福岡からやってくる。
札幌の若き演劇人も観に来る。
スタンダップコメディ以外、ほとんど稽古していないので、かえって緊張しない。

本来、カットしようね、といっていたところも含めて全てあたったので、100分くらいになる。

へとへと。
初日に買っておいた、このままでは福岡に持って帰ることになるカレーメシをここで食べることにする。
羊屋さんが持ってきたジンギスカンが皆に振る舞われる。羊が羊を、とは誰もいわなかった。

外が涼しいので、外にブルーシートをしいてフィードバック。
撮影に来ていた、コスプレイヤーの人たちがいる。NARUTOはまだまだ人気だなあ。

そして、18時過ぎからは、30日のための稽古をロビーで行う。形式が違うとはいえ、二回も通すのははじめてなので、へとへとになる。

よるは、あきさんがホッケを焼いてくれた。
例によって食べるだけである。ワインも飲んで酔っぱらい、そうそうに寝る。

赤ん坊の顔がひっくり返ったり目が黒目だけになったり4つになったりする悪夢をみた。変面のように変わるので、そのときは怖かったが、今思い返すと全然怖くない。


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