お金儲けはなぜ大切なのか?
こんにちは。
最近は仕事が忙しく、しばらくお休みしておりました。
大阪でも最近は大変蒸し暑い日が続いていて、湿気が苦手な僕からすると大変な時期ではありますが、今のところ元気で過ごせてます。
早く梅雨は明けてもらうたいのですが、果たしていつまで続くのやら、、😅
さて、今回もたすくの草子更新したいと思います!
今回はですね、前回の続きということで、
「なぜお金儲けは大切なのか?」
ということを述べていきたいなと思います。
前回は「なぜお金儲けに対して悪いイメージを持つ人が多いのか?」というテーマで書かせていただきましたが、ここで述べたように、僕も少し前まではお金儲けに対してどこか良くないイメージを持っていましたが、経済について色々学んでいくなかで、お金儲けとは決して悪いことではなく、資本主義社会で生きるうえで追求していくべきものだと考えるようになりました。
そこで、今回は、お金儲けがなぜこの資本主義社会の下で必要とされているのか、持論を展開したいと思います。
1.事業を継続させていくのに不可欠だから。
まず最初の理由は、「事業を継続させていくのに不可欠だから」です。
これは会社でもNPOでも共通することですが、何か組織で事業を行う際に、その事業を通じて利益、いわゆるお金が自分たちの元に入ってこなければ、どれだけ素晴らしい事業も継続させることができません。
この資本主義社会の下で事業を営むためには、善意だけでは足りません。
善意に加えて、お金というエネルギーが必要となりますから、そのエネルギーを継続的に獲得するためにも、事業のなかで利益を出すことが不可欠となります。
全ての会社やNPOには理念やビジョンといったものが必ず存在します。
こうした理念やビジョンというのは、言ってしまえばロマンではないかと僕は思ってますので、ここではロマンと表現させていただきます。
どの会社やNPOが掲げているロマンというのは、もしこれが実現したら社会はどれほど良くなるのだろうかと、考えるだけでもワクワクするような崇高なものばかりです。
ですが、こうしたロマンというのはお金無くして実現することはできません。
どれほど崇高なロマンがあったとしても、そこにお金が無ければ、それはただの絵に描いた餅で終わってしまいます。
二宮尊徳の有名な言葉で、僕が好きな言葉の一つでもありますが、
道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言に過ぎない。
という言葉が全てを物語っているように思います。
このように、掲げたロマンを現実にするためにも、事業のなかで利益を追求していく、お金を得ることは必要不可欠なものなのです。
2.社会をより豊かにしていくため
2つ目の理由は、社会をより豊かにしていくためということですが、もっと簡単に説明するならば、この社会に生きる一人一人が豊かに生活していける社会を創るためと言えば伝わり易いのではないでしょうか。
この社会で生きる全ての人が貧困から逃れ、豊かに生きていける社会を創るというのは、経済学が目指す理想とする社会です。
資本主義も、株も、投資も、いやお金そのものも、そのために考案されたシステムに過ぎません。
経済学のなかでは、一人一人が自身の利益を追求していくことが社会全体を豊かにすると考えられているように、全ての人が貧困から逃れ、豊かに生活していける社会を創るためには、一人一人が自身の利益を追求する、お金を儲けていく必要があります。
例えば、ここで年金の例を挙げると、一般的に僕たち若い世代は年金の受給開始年齢が何歳になるのか、そもそもちゃんと貰えるのかというのは大きな関心事だと思います。
最近、老後の生活には2000万円の貯金がいると話題になったように、年金に対する不安は誰もが抱いていることでしょう。
実際に日本の財政は厳しいですし、年金をはじめとした社会保障に割ける予算にも限界があるでしょうからね。
では、この年金制度を少子高齢化が進む今後も維持していくためには何が必要になるのでしょうか?
その答えこそが、国民一人一人がより多くの収入を得るようにすること、より多くのお金を稼ぐことだと、僕はそう思っています。
一人一人がより多くのお金を稼ぎ、収入が向上すれば、それに伴って税収も増えますし、これまで家計が苦しいため子どもを諦めていた人々が安心して子どもを産むようになり、そうなれば少子化も改善していくことでしょう。
もちろん、子どもを増やしていくためには所得を増やすことに加えて、保育園の整備など他の政策もセットに行われる必要もありますが。
つまり、簡単に言うと、一人一人がより多くのお金を稼ぐようになれば、年金の元手となる税収も増え、そもそも年金を必要とする高齢者自身が年金に頼らず自身で稼いだお金で生活すれば、そもそも年金を貰う必要はない訳なので、年金問題は大きく改善することでしょう。
え!高齢者も働くのか⁉と思った方もいるかと思いますが、そもそも先進国では定年を延長、あるいは廃止する傾向がありますので、働ける高齢者には働いてもらおうというのは、グローバルな視点で見ると当たり前のことだと言えます。
実際に公務員の定年も、以下の記事から分かるように、欧米では延長あるいは廃止してますからね。
このように、一人一人が働ける限り働いて、より多くのお金を稼ぐことが、この社会で生きる全員が豊かに暮らしていける社会を創るのに不可欠なことなのです。
僕自身も、沢山の税金を納めて社会に貢献できるよう、今の仕事で沢山稼げるようになるという気持ちで、日々仕事に取り組んでいます。
お金を稼いで、税金を多く納めることは自分たちにできる最大の社会貢献の一つだと思っています。
お金を稼ぐことは社会貢献である。
こう認識を改めて、実際に行動する人が増えると、この社会はもっと豊かになると僕は確信しています。
3.社会貢献の幅が広がる
最後の理由が、社会貢献の幅が広がるということですが、これは簡単に言うと、寄付や投資を通じてさらに大きな社会貢献ができるようになると言えば分かりやすいかと思います。
先述したように、税金を納めることは大きな社会貢献だと述べましたね。
もちろん、これは間違いなく絶大な社会貢献であり、誰もが豊かに生活していける社会を創るためには不可欠なことです。
ただ、この納税に加えて、多くのお金を得たお金持ちになると可能となる社会貢献があります。
それが、寄付や投資です。
これらを通じて、他者の事業や生活を支えたり、社会そのものを前進させる大きなエネルギーになるのです。
この例で非常に分かりやすいのが、ユニクロの柳井会長が京都大学に総額100億円を寄付したというニュースが最近ありましたね。
ノーベル賞を受賞した本庶先生や山中先生の研究を、寄付によって支援するという話ですが、これほど多額の寄付ができるのは柳井氏ほどの資産家でなければ不可能ですよね。
実際にノーベル賞を受賞した山中先生の研究も、社会的に大きな意義を持つ研究にかかわらず、研究費獲得には苦労を重ねてきたので、この柳井氏の寄付は山中先生にとっても絶大な希望となったことでしょう。
このように、より多くのお金を稼ぐようになれば、生活するにあたって使わない余剰のお金を寄付したり、あるいは投資することによって社会に還元することが可能になります。
社会貢献の幅が一気に拡大すると言えるでしょう。
こういう意味でも、柳井氏をはじめとした大富豪は納税額も相当なものですが、寄付や投資を通じて社会に絶大な貢献をしているので、僕は尊敬されるべき人だと思っています。
ですから、彼らのような金持ちに対して守銭奴などといったイメージを持つのは改めるべきことです。
「お金持ち=守銭奴、お金に汚い卑怯者」ではなく、
「お金持ち=社会に大きな貢献をしている人」という認識を持ち、彼らを妬むのではなく、自分も彼らのようなお金持ちになって、社会に貢献しようと志す人が増えると、日本はもっと良くなることでしょう。
僕もお金持ちになった暁には、色々な人の事業や活動を支援したり、あるいは災害によって苦しめられた人を寄付によって援助したいと思ってますし、少しでもそれに近づけるように邁進していきます。
4.最後に
ここまで、お金儲けがなぜ大切で、社会にとって必要なのか述べてきましたが、お金儲けに対する認識に何か変化はございましたでしょうか?
僕自身も、少し前まではお金儲けに対しては良くないイメージを持っていましたが、経済学やお金などを勉強していくなかで、お金儲けは全くダーティなものではなく、より良い社会を築くものだと知ってからは、多くのお金を稼ぎたいと思うようになりました。
僕も、より多くのお金を稼ぐことで、この社会に大きく貢献するために、引き続き今の会社をさらに成長させれるよう、今後も仕事に全力で取り組んで参ります。
また、この社会のルールである資本主義の仕組みについても、引き続き勉強を続けることで、資本主義社会の下でよりよく生きれるようにしていきます。
今回も非常に長くなってしまいましたが、これを読んでお金儲けに対する認識に何かしらの変化が生まれたのなら幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回も更新します。
それではまた👋
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?