修士論文を終えてから

こんにちは。

先週無事に修士論文を提出することができました。

来週の木曜日、2月6日に口頭試問が控えているのでまだ完全に終了した訳ではありませんが、とりあえず大学院の生活にはある程度の一区切りはついたのかなと思います。

修士論文が終わって安堵はしましたが、提出から1週間弱が経過した今は次のステップに向けて新たな勉強を始めようとしているところです。

そういうことで、今回のテーマは、修士論文を終え、これから僕が何を勉強していくのかご紹介します。


1.FP

一つ目は、FP(Financial Planner)です。

FPとは何ぞやと知らない方もいらっしゃるかと思いますので、FPの定義について日本FP協会の定義は以下の通りです。

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。

このFPの資格は主に保険業界や銀行など金融業界で必要とされる資格のようです。

なぜこの勉強をしようと思ったのかと言いますと、FP3級を取ったら会社からボーナスが支給されるから。。。(笑)

と、いうよりも僕個人のお金の管理に大いに役立つと感じたからです。
(もちろんボーナス目当ても多少ありますが)

社会人にしても学生にしても、自分自身のお金の動きを把握し、管理する能力は必須ではないかと思います。

僕自身がこうしたお金の使い方が拙劣だったので、学生時代は本当にお金の面で苦労することが尽きませんでした。

これに対して、FPで得た知識を活用し、自分の総合的な資金計画を立て、それを実現することで豊かな人生を送りたいと思い、勉強していこうと決めた次第です。

自分のお金の流れをコントロールできない人が会社で成果を上げることはできないと思っているので、この2020年はFPの勉強に精励していく所存です。


2.簿記

2つ目は簿記ですね。

最初に簿記とは何ぞや?と簿記の定義が明確でない方もいらっしゃるかと思いますので、日本商工会議所のHPから簿記の定義を引用して紹介します。

簿記の定義とは、、

簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。

と定義されてます。

要するに会社の帳簿に記載されている数字の意味を把握し、経営状況を正確に鑑定する資格のことですね。

簿記を勉強しようと決めた理由としては、これから会社の経営に参画していくためには帳簿が読めないと全く話にならないからです。

詳しいことはまたいつかブログにて述べますが、これからは店舗経営が僕の仕事になりますので、店舗の経営成績や財政状況を数字から正確に汲み取る力が不可欠となります。

会社の帳簿の数字を正確に理解し鑑定する資格といえば、やはり簿記ですよね。

簿記に関しては、高校は普通科、大学は人文教養系とこれまで全く違った道を歩んできたので現時点では全くの素人です。

ですが、FPと同様に、これから生きていく上で必須となる能力だと思っているので、こちらも勉強に精励していきます。


3.その他

最後に、その他に勉強することですが、これは勉強というより普段から養っていかねばならないものですね。

何かというと、それは“教養”です。

現代風に言うなら「リベラルアーツ」とでも言っておきましょうかね。

リベラルアーツって最近よく聞くけど意味がよく分からないという方もいるかと思いますので、ここでその定義を紹介しますね。

リベラルアーツは、ローマ時代の「自由7科」が起源とされています。

「自由7科」の”7科”は、文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽を指しますが、古代ローマ時代では、これらの7科目を身に着けた教養人こそが自由を獲得することができると言われていました。

現代に換言するなら、これらの教養は人を豊かでより良い人生に導くモノであると言えるでしょう。

また、教養は社交の際に強大な武器になります。

特に目上の人と対峙した際はなおさらです。

教養が無ければ相手の話についていくことができませんから、相手からしても面白味のない人という印象を与えてしまう可能性が高まります。

仕事上、僕はこれから幾多の出会いを経験します。

そのなかで、教養が無いからという理由でその出会いをふいにする訳にはいきません。

誰からも「あの人と話すと楽しい」と思ってもらえるよう、教養を少しずつ深め、真の教養人を目指して少しずつ階段を上っていきます。


4.最後に

もうすぐ大学院の2年間が終わろうとしています。

来週の口頭試問が終われば、修士論文の単位が認められず留年しない限りは大学院の全日程を終えることになります。

少し早いですが、本当に大学院の学問に打ち込んだ2年間はあっという間でした。

修士論文も苦難の連続でしたが、終えた今は論文の執筆に熱中していた時間がかけがえのないものだったのだと感じます。

修士論文が終わってから、何とも言葉にできない複雑な気持ちでいるのですが、それは論文の執筆に打ち込んだあの日々がもう戻ってこないという寂しさから来ているのだと今になって気づきました。

大学院での学びはこれにて一区切り着きましたが、勉強はこれからも命がある限り続きます。

FP、簿記など、これから学生時代とは違った分野の勉強を始めますが、勉強のやり方は変わりません。

これまで通り、自ら主体的に、僕の知的欲求の思うがままに勉強していくだけです。

最後に僕の会社のスローガンの一つを紹介して締めにしたいと思います。

Learning Never Ends

勉強は生涯続きます。

一つの勉強が終われば、それはまた新たな勉強の始まりです。

次の道に向けて、これから歩んでいきます。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

また来週も更新しますので、楽しみにお待ちください。

それでは、失礼いたします。



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