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十両好き

土曜日は競馬をしたい。せっかく月曜日から金曜日まで我慢して生きてきたんだから。あ、俺、毎日が日曜日。文句は言えないか? ストレス解消には競馬が最高。

これに勝るものはない。ないんだよ。自信を持って言い切ることができる。一応、予想専門紙をコンビニで買った。五百円。スポーツ新聞は日刊スポーツ。木南記者の予想が好きなのだ。

完全な穴党だ。正午過ぎにはもうアパートを出なければいけない。両国国技館の入り口に13時30分、待ち合わせ。私はいつも30分前には行けるようにしている。

いつ、電車が止まるかわからないからだ。人身事故がよく起きる。今日は曇っている。天気予報だと明日、日曜日は雨なんだ。相撲観戦は枡席、二つ。4人で見る。

その中には女性が必ずひとりはいる。二人のことが多い。14時前はまだ幕下の取り組みだ。幕下上位以下の行事は裸足。それがルール。極めて厳しい階級社会だ。

幕下では給料が出ない。だから力士は必死だ。ガチンコだ。生活と人生がかかっている。相撲を八百長というのは勘違いも甚だしい。国技館の中に入るとまずちゃんこをいただく。

昼食代わりだ。これがまたオイシイのだ。食べる場所がちゃんとある。土曜日はさすがに人が多い。枡席では足を伸ばす。隣りは初めて会った女性。十両の土俵入り。

この十両の取り組みが一番、楽しみ。面白い。幕内から十両に転落した人がいる。それが意外と多いのだ。松鳳山とかね。必然的に彼らを応援してしまう。宇良、石浦、炎鵬の3力士の取り組みはいつ見ても力が入る。

小兵が大型力士とぶつかっていく。迫力満点。会場も湧く。人気もある。そして幕内、土俵入り。2回、休憩がある。あっという間の4時間半だ。観戦後はタクシーで浅草。

焼き肉。石焼ビビンバで腹ごしらえだ。反省会。雑談。お店は20時00分、閉店。普通なら二次会なんだよなあ。緊急事態宣言でそれができない。残念。

つまんない。今日はそんな1日でした。競馬? 結果を見たらみんな負けていた。大外れ。やらなくて良かった。あちゃー。“四字熟語”は十両好き。


ターザン大陸より)
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