見出し画像

【1980年前後の洋楽】⑦ パンク☆Sex PistolsとThe Boomtown Rats

1980年前後の洋楽が大好き。

よく聴いてた大好きな曲を、記録を兼ねて、個人的な好みのままに並べています。

今回はパンク。


パンクロック最盛期の年だった1977年。

セックス・ピストルズとブームタウン・ラッツ。
私の中で、パンクの2大バンドである。

というか、私がパンクで個人的に強く心動かされたのはこの2バンドだけ、かもしれない。集中的に聴いてた。


セックス・ピストルズはロンドンパンクの象徴的バンド。
すごく特異な感じでほかのバンドとは全然違っていた。

アルバムリリースは1枚だけ。
シンプルなロック、エネルギーの詰まった音、反体制的な歌詞…すべてに感情を揺さぶられた。

プチ反抗的刹那的だったその頃の自分の心にもハマったのかも。
大きな安全ピンを通学のバッグに付けてた記憶 ;


ブームタウン・ラッツは、
'80年代にチャリティープロジェクト「バンド・エイド」を企画したボブ・ゲルドフを中心に結成されたアイルランドのバンド。

パンクというよりニュー・ウェイヴ・バンドと言われているが、
はっきり言って私にはその境目がよくわからない。
'80年前後、ほかに上位にランクインしたアルバムもあるが、デビューアルバムが大好き。


心掴まれたこの2つのバンドの曲を3曲ずつ。


■Sex Pistols

「Pretty Vacant」1977年
(プリティ・ヴェイカント)

一番感情を揺さぶられた曲。
イントロのギターとドラム最高☆
荒々しく挑発的、
掻き鳴らす感じのギター、
行き場のないエネルギーが詰まりまくったような曲。

MVにも衝撃を受けた。
ルーズな感じで煽るジョニー・ロットン、無表情なシド・ヴィシャス、
すべてに圧倒され、釘付けになった。

最初は、失業して仕事がなく暇(vacant)、当時の社会へのメッセージかと思ってた。
でも、皮肉も込めて、俺たちは空っぽ(vacant)、幻想なんて信じるな、流されるな、って感じかな。


■Sex Pistols

「Bodies」1977年

爆発するようなハードな音。
耳に残るサビ、怒りを含んだようなボーカル。
過激な言葉が並ぶが中絶に対する考え方やメッセージを感じる曲。


■Sex Pistols

「Anarchy in the U.K.」1976年

最初の不敵な笑い声、
言葉を吐き出すような歌い方、
そして当時たぶん初めて聞いたアナーキー(無政府、無秩序、支配されない…)という言葉にも気を引かれた。
間奏のギターの音もすごくいい。


■The Boomtown Rats

「Neon Heart」1977年

イントロのリズムとリフ大好き。
荒削りな感じの演奏もルーズな歌い方もクセになる。
パートによって変化もあり飽きない。
歌詞はちょっと難解;


■The Boomtown Rats

「Lookin' After No. 1」1977年

音もメロディもすごくポップで軽快。
曲の造りや音の入れ方も巧みでセンスが光る一曲。


■The Boomtown Rats

「Close as You'll Ever Be」1977年

シンプルな音だが、リフもサビも耳に残る。
これもなんかクセになる曲。


最後まで見ていただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?