ヨーロッパ旅行記#1

1ヶ月でヨーロッパ7カ国を巡るという、進路が決まってないという現実を舐めすぎている僕の旅行記を記していこうと思う。誰かの参考とかになったら嬉しい。

成田空港出発

まずは日本の玄関口の成田空港から。序盤の序盤で僕はひとつミスを犯した。
僕は今回の旅行でポーランドに行くのだが、それは英国留学の際にできた友人に会いに行く意味もある。日本から何かしら土産を持っていこうと思っていた。成田空港でそれを買う予定だったのだ。出国手続き前のショップで買うこともできたのだが、なんとなく出国後の方が店数多そうだし何かしらあるだろと思っていた。僕はコロナが完全に消えたわけではないことをすっかり忘れていたのだ。
そう、全然店が開いていない。本屋さんとかも閉まってる。マジで4割くらいしか開いていないのだ。
「あれ、お土産見つからないんじゃね?」という不安が頭をよぎり、搭乗時間まで全然時間はあるのに、走った。結局お土産は見つけたのだが、出国手続き後の店がまだあんなに閉まってるのはちょっと驚いた。
ちなみにその後ノロノロと過ごし、コーラが飲みたいと思ってセブンイレブンの長蛇の列に並んでいたところ「松本様、出来るだけ早くゲートに来てください」と電話がかかってきてしまった。出発時刻が10分前倒しになってたことも直前に知ったし、我ながらとても不安になる。

出国手続きだが、驚くほど簡単に終わった。オンラインチェックインした際に表示されたチケット画面のスクショのQRコードをかざし、荷物や体をゲートに通して、顔認証ゲートを通れば完了だ。簡単すぎる。

アブダビ

そしてアブダビで乗り継ぎがある。ここでは特にヘマはしなかった。アブダビらしいことも何も無かったのだが、「動く歩道が全く動いてないのにみんな動く歩道の上を普通に歩いている」という面白光景が見られたので非常によかった。動画しかないし画像では伝わらないので特に添付などはしないが、普通に文章で十分に伝わるだろう。

アブダビから6時間、日本からだと多分16時間くらいのフライトを経てようやくCDGに到着した。降りて早々に電車の切符を買おうと思ったのだが、「電車の切符買うの?教えてあげるよ。この名簿(貧困の子供に寄付する団体のよく分からんやつ)に名前書いて!」という文脈めちゃくちゃおばさんに声をかけられ、10€を寄付してしまった。本当に貧困の子供に届くならいいのだが。結局電車の切符の販売所には連れて行ってもらえなかった。

両替

何はともあれパリに着いたということで日本円の現金をユーロに両替しようと思い立つ。ちなみにさっきのおばさんの時はATMまで連れて行かれて引き出させられた。
ネットで調べた感じMerson両替所なる場所がレートも良くて手数料もフリーで接客も丁寧らしい。行ってみようとなって歩くこと20分。休暇を取っていた。ここはフランスなので僕が悪いと言えよう。

結局CCO(Comptoir Change Opéra)というオペラ地区にある両替所に赴く。両替してほしい旨を頑張って英語で伝えるも、伝え切った時点で相手が日本人であることになんとなく気付き、若干の気まずさを勝手に覚えた。こういう事情からも非常におすすめである。

凱旋門

一旦ゲストハウスに荷物を預けて、凱旋門観光をするのだが、なんと再度貧困の子供を救う団体の方に絡まれてしまった。貧困の子供を救いたそうな善良なオーラが溢れ出てしまっているのかもしれない。今回は逃げ切ることに成功した。
凱旋門はとにかく美しい。石畳も、木々も何もかも凱旋門の美しさを際立たせるかの如く存在していて、黄金比で形作られたこの上なく荘厳な建築物の魅力を何倍にも増幅されている。

持ってったカメラに装備されてた絵画っぽくなるエフェクト
ググれば無限に出てくる凱旋門

世の中に溢れかえった写真ではある。そこはあんまり言わないでほしい。

ビストロ

この時点で12時半すぎ。スマホのバッテリーが死にかけていることもあってご飯でも食べてゲストハウスに戻ろうとする。なんとなく調べてCafé des Muséesというマレ地区のビストロに行ってみる。ネットにも「日本人が結構いる」と書いてあった通り、日本人家族がいた。別に特に話はしなかったのだが、異国の地でも日本語が聞こえてくるのはなんとなく不思議な気分だ。

僕が食べたのは魚のスープとサーモンのサラダだ。魚のスープは“本日の限定メニュー”みたいなのに載ってたのでなんのスープか分からずに頼んでみた。ギャルソンに「両方魚ですね」みたいなことをやんわり言われたがその時は脳死でOKOK言ってた。届いてから「スープも魚やんけ」と思った。失礼極まりない。

見てわかるように、食べ始めてから気付いて撮った。
見てわかるように、食べ始めてから気付いて撮った。

どちらも日本には無いフランスの街角を思わせる仕上がりであった。僕には合わなかったということを最大限おしゃれに言わせていただく。ただ、数あるメニューのうち2つでしかないので、参考にしすぎないでほしい。ビストロ巡りなんかもしてみたい。最後にコーヒーが出てくるのがフレンチっぽくて素晴らしい。でも水のボトル一つで4.5€はね…

パリの路上にて

席についたまま待っていれば会計できるのにファミレスの如くレジまで赴いたことに一抹の恥ずかしさを感じつつ、マレ地区の路地を歩く。息を呑むばかりの美しい路地が気付かぬうちに視界に飛び込んでくる。カメラを何度構えても足りない。

警察が馬に乗って路上を巡視(?)していた。かっこよすぎだろう。

#1にしてこのミスの数々なのは、書いていても流石にどうなんだろうと思っている。1日ごとに更新できたら嬉しいが、出来ないかもしれないので必ずしも#30まで行くとは限らない。僕の癖として文章が長くなりがちなので、読者も筆者も飽きてしまうかもしれない。

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