大聖堂の復興、セーヌ川の光と共に 〜パリひとり旅 #10
◆早く起きた朝には
今日は日曜日!美術館はどこも月曜日がお休みなので、今日は最後のチャンスです。
前回ものすごい行列で力尽きてしまったオルセー美術館へ、朝イチに行くと決めていました。事前にチケットを購入しようか迷いましたが、朝イチであればさほど差はないとのことで、オープンの30分前、9時には到着しようと意気込んで!
8時前から早く動き出したく、美術館に行く前にまずは一目近くで見ておきたかったノートルダム大聖堂に向かうことに。ホテルから徒歩10分のアクセスです。
◆あの火のなかのノートルダム大聖堂が!
セーヌ川に着くとあの燃え盛っていたノートルダム大聖堂が現れました。
あの日は早朝だったのでテレビを見ながら夢なのか現実なのか?一体何が起きたのかとしばらく放心、、、。大学生のころからあこがれ、ため息混じりに見た美しい大聖堂が大火に包まれ脆く朽ちていく映像に言葉を失っていました。
人々の見守る中、その想いを嘲笑うかのように火の手は衰えることなく、、、。
翌日から続々と大手企業が寄付を発表し、やはり大聖堂はフランスだけではなく、世界の心なのだと改めて感じ入りました。
この旅でその姿がしっかり健在で、再生の道を辿っていることをこの目で見ることができ、心が震えるような感慨がありました。
そんな私の気持ちを写し取るかのように、朝日を浴びたセーヌ川がキラキラと輝きを放ちます。
どんな時代にも新しい朝はくるのだと、様々に思いふけり、この旅はやはり必然だったと感じてしまいます。
◆セーヌ川にカヌー?
セーヌ川では朝からたくさんのカヌーが!橋の上からお散歩中のマダムがカヌーの人に話しかける一面もあったり、カヌーを漕ぐ一団がとてもクールだったり、本当にパリには一瞬一瞬に語り尽くせない魅力があるのです。
さて、そろそろ8時半になろうとしていました。
オープン前に到着すべく、ノートルダム大聖堂を後に目的のオルセー美術館へ向かいます!
『好き』を仕事にするために、始動し始めました。まだまだ卵にもなりかけてない構想ですが、徐々にnoteでも公開して行きます!