がらくた?お宝?そこは楽園! #5
◆カルネがオススメ!
朝食を食べ終えると、外は日が昇りパリの1日が始まろうとしていました。今日は土曜日、そうだ!蚤の市に行こう!
何度もパリに来ているのに、予定が合わなかったりでついに一度も蚤の市に行ったことがありませんでした。ひとり、というフットワークの軽さもあって、今回こそは!と8時にはホテルを出て、ヴァンヴ蚤の市へ。
ここでパリの交通手段について。
私はいつも、地下鉄やバスに使える、カルネという、10枚綴りの回数券を利用しています。地下鉄⇄バスの乗り換えも一枚でできてしまうのでとってもお得。1日や1週間の乗り放題パスもあるのですがパリは東京よりもうんと小さな街で、以外と徒歩で移動できる事も多いし、美しい景色を見ながらつい歩きたくなってしまう事もあり、使いたい時に必要なだけ使えて、残ったら次の旅にも使えてしまうカルネがお気に入りです。
このカルネも2年前の残りです。なにを思ったのか?なぜか20枚近く残っていました。特に有効期限がないらしく?まだ使えました!
◆やめられない!止まらない!
さて、ヴァンヴに到着し、いよいよ蚤の市へ!
駅から2,3分の広場から早速、わちゃわちゃとガラクタにもお宝にも見えるモノたちが道沿いに広げられています。朝の9時頃には人も集まってきていました。
それにしても本当にじっくりゆっくり時間をかけて吟味しないとお宝には出会えないそのガチャガチャぶり!びっくり冷やかしで面白いものを見つけるのもまた楽しく、思ったよりもうんと寒く震えながらも、でも止まらなくて、ずんずん足を運んでしまいます。
このクマさん、すっごく愛嬌あるし、、、でも欲しいかといえばそうでもない。しかも異常に重いんですよ、コレ!
このお人形は手足が取れてるし、、、一体誰が買うの?売る前に治すとかないの?えーとか、一人突っ込みを入れながら、とにかく見て回るのが面白くて、病み付きになります。
かと思えば、お店の脇でチーズやハムなどを広げてワインで乾杯し始める方たちがいたり、、、。本当にここは自由!ヒトもモノたちも伸び伸びとどう見られるかなんてお構いなし!ありのままの姿でいられる、そんな楽園のようにも見えました。
さて、私が目をつけたものは、絨毯や大皿などで、残念ながら到底持ち帰れそうなものではなく、結局1つ10ユーロのイヤリングを3つと、リモージュの小皿をお買い上げ。
黒のイヤリングはカットが入っており光の加減でキラキラします。ブルーのイヤリングは色がとっても素敵で深海のような色合い。 帰ったらピアスにリメイクしようと思っています。
古い絵なども欲しいものがたくさんあり、でも寒くて寒くてトイレにも行きたい、どこかで温まりたい、と思いつつ止まらなくて、ずっとトイレを我慢しながらずんずん深みにハマっていきました。
◆パリのトイレ事情
トイレと言えば、パリには気軽に入れるトイレが本当に少ないです。トイレが近い私はいつもトイレのタイミングを見計らって行動しないと無駄にトイレのためにカフェに入ることになるのです。パリジャンならさりげなくカフェでトイレだけを借りてますが、ハードルが高い!2年前に娘たちときた時は、次女が異様にトイレが近くとっても困りました。トイレのために入ったカフェのトイレが壊れていたり、公衆トイレが行列だったり。トイレ探しに観光の時間を削ることにもなり、姉妹喧嘩が勃発しそうな問題でした。
今回の旅で気づいたのですが、街にある自動の公衆トイレが無料になってるんですね。昔は2フランしたのですが。このトイレ、ちょっと入るのは怖い感じがしますが、結構使えますよ。もう少しパリをじっくり歩けるときがきたら、是非トイレマップを作りたい!子連れ旅行の方にはかなりありがたいと思うのですが。
さて、お気に入りのイヤリングを見つけたところでようやく後ろ髪を引かれながら切り上げ、ちょうどサンジェルマン行きのバスを見つけ乗り込むことに。ヴァンヴとはガラリと違う街へ向かいます!
『好き』を仕事にするために、始動し始めました。まだまだ卵にもなりかけてない構想ですが、徐々にnoteでも公開して行きます!