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#8 移住先を決めるまで④

前回の記事で

「新幹線通勤」をすることを考え始めたことを記載しました。


・東京に新幹線通勤できるエリアって?

ふと思いつく限りで「静岡」「群馬」「長野」「新潟」くらいが新幹線の乗車時間が短くて(1時間台)、行けそうだなぁと考え各エリアを色々と調べました。

ちなみに、前回記事の蛇足でも触れましたが、既に新幹線通勤をされている方々の体験談を中心とした情報は非常に有用でした。加えて、以下のサイトのように既に新幹線通勤をする場合の候補地などをまとめているサイトや記事も普通にあります。

候補地のリストアップは上記の記事なども含めて、さほど大変な作業ではなく、むしろそこからの絞り込みが実際のところ、骨が折れるというか、自分目線、妻目線、夫婦目線、子ども目線など擦り合せが必要なので、これ!と言った正解がない作業だったな、と思います。

エリアの絞り込みについては、後ほど触れる現実的な要素と以前にも記載した「実現したいこと」の深堀を妻とも行いながら進めました。

・新幹線通勤って交通費負担どうなるの?

この点は新幹線通勤を前提とした移住を検討される方はしっかりと整理された方が良い点かと思います。私の場合既に新幹線通勤をしている身近な友人がいたこともあって色々と実体験を聞くことが出来て、その際に交通費負担についてポロっと会話の中に出てきたことで意識することが出来ました。

整理すべきポイントは以下の2点でしょうか。
 ① 新幹線代も含めた交通費は全額会社負担か?
 ② 会社の規程する交通費負担の上限があるのか?

①については、会社の規程を読んだり、人事・労務・総務などの所管している部門に問い合わせてみるのが良いかと思います。

私が耳にした事例としては「全額支給」「特急券代も含む交通費が支給対象だが一部自己負担あり」「特急券代は自己負担」「全額自己負担」というようなケースがありました。

この負担度合いによって、東京からの距離だったり、トータルでの生活費だったり、と移住先を選ぶのに大きく影響してきますね。また、定期を購入するのが良いのか、都度精算が良いのかなど勤める企業の運用や出勤回数なども検討要素になってくるかと思います。

私の場合、コロナ禍により緊急対応で在宅勤務の推進が進み時限的に在宅勤務の回数制限が撤廃されているという状況ではあるので、将来的に出社を求められるケースなども考えられるため、毎日通うケースや週数回、原則在宅勤務など様々なパターンをシュミレーションしました。もしかすると将来的には月曜日に出社し、都内ホテル泊で水曜まで出社し、木・金は在宅勤務など、二拠点的な働き方をしている可能性もあるかと頭の中では思っています。

②については、①同様に規程などを確認すると分かるかと思います。1点気を付ける必要があるとすれば会社の制度としての上限だけでなく、非課税の上限(15万円)があることを認識しておいた方が良いかもしれません。

この非課税の限度額が以前は10万円だったのが、今は15万円なので昔に比べれば新幹線通勤がしやすい環境になったと言えるのかもしれません。ただし、税制改正と連動せずに以前の非課税上限である10万円を会社の制度としての上限のままになっているケースも考えられますので、しっかり調べた方が良いですね。

そんなこんなで、経済的な条件にも影響する交通費の整理や通勤スタイルにも影響する東京までの所要時間なども考慮し東京を離れて実現したい暮らしとセットで我が家が移住先の候補を決めるまで、大体2週間ほど、夜な夜な夫婦で会議を繰り返しておりました。(つづく)

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