アルベニスのグラナダ

Tarregaguitarです.I.アルベニス作曲の「グラナダ」です.ラジカセ録音の音源からです.1991年録音.使っている楽器がたいしたものではなくてラジカセの音源は音質が悪く、ノイズも多く、聴くに堪えないのではと思っていましたが、意外とレトロで雰囲気もノスタルジーな感じで個人的には気にいっています。

アルハンブラ宮殿はスペインアンダルシア地方グラナダ市にあります.アルベニスのピアノ曲には組曲「イベリア」という晩年に作曲された有名な曲がありますが、若いころに旅行しながら、それぞれの土地の印象を作曲した楽曲のタイトルにしているグラナダとかコルドバ、アストリアス、セビリア、マジョルカなどと名前が付けられた曲をギターで弾く時、とてもスペイン的と感じるのです。

そういえば、タルレガはギター演奏家でしたが、アルベニスと同時期を生きた人で、ピアノの演奏家でもあったことから、アルベニスの曲をギター用にアレンジしていわゆる編曲ものとして演奏したところ、アルベニスがタルレガの演奏を聴いて、これこそ自分が求めていた音楽だと言ったそうです。タルレガの曲には、ショパンなどの編曲ものが多いのはそのためです。

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