見出し画像

保険セールスの仕事を始めたきっかけ

シンプリストFP太郎ですオハヨウ。

私シンプリストFP太郎は保険代理店で保険セールスの仕事をしながらFP活動を行っております。

保険業界は7年おります。

今回は「保険セールスという仕事を始めたきっかけ」について、こちらから勝手に話します。


民間の保険は大まかに言うと生命保険、損害保険の2つに分かれます。

生命保険→ 死亡・病気のリスクに対する保険

損害保険→ 物・人体の損害に対する保険

私が最初に経験したのは「生命保険業界」です。

元々は法人向け書籍の営業を仕事でしていましたが、ひょんな事から保険業界に興味を持つ事に。

そのキッカケは「スカウト」でした。

「スカウト」と言えば聞こえは良いですが、今や保険業界で保険募集人を募集するとしたら

「マネージャーが直接声をかける」

という手法は当たり前です。

そして、この仕事の意義はこうだ!とスカウトしてくれた方に言われたのが以下になります。

生命保険は必要性が感じにくいが、多くの方が加入している

なので、必要性を実感していないが勧められたら、とりあえず入る

知らぬ間に多額のお金を払っている

そんな世の中で良いのか?

生命保険加入という買い物の本当の価値を知ってもらおう!

そうすれば多くの方が目を覚まして我が社の保険に乗り換えるだろう

「売らなくて良いんだよ」という口説き文句に私は納得しました。

「なるほど。生命保険は単に入れば良いのではなくて、入り方が大事なのか!

そこを訴えていけば結果的に皆我が社の保険に入ってくれるんやな!」

それまで法人向け書籍の飛び込みセールスで「売る」事にこだわる営業をしていた私にとって、

「なんだか辛い思いをしなさそうで良いな〜」

という甘い考えが芽生えました。

こうして初めての保険業界は某外資系生命保険会社でスタートしました。

とても良い会社だったと思います。

研修で大変多くの事を学びました。

しかしながら、当初描いていた理想が通用しない違和感もありました。

それは。

入社前に、

「自分が配属される営業所の先輩から保険提案を受け、その会社の保険に加入する」

という儀式みたいな事がありました。

当時私は共済の医療保険しか入っておらず、この業界で働くからには何かしら保険を増やそうとは思っていたので別に良かったのですが、

その提案された内容が

「超高額な死亡保険」

…だったのです。

イヤイヤ。

誰にそんな大金残すねん。

当時の私は独身です。

「あれ、死亡保険は必要ないからガンの保障とか入りたいんですけど?」

と思いましたが、高額な死亡保険を積み立て型にする?掛け捨てにする?

という選択肢しか与えられず、まだ知識のない私は上手いこと答えられませんでした。

(ガンや他の病気は、わざわざ医療保険に入らなくても良いのだよ、共済にも入っているし。
という説明でした)

結果的に死亡保険の保障額を下げて積み立て型と掛け捨て型に分けて加入しましたが、

入社してから分かったのが

「会社都合で商品を選定された」

という事でした。

後日その先輩が会社を辞めた後に自分でプランを組み直しましたが、

「入社前に聞いていた、入り方重視は何やったんや!?」

という思いは消えませんでした。

まあ反面教師ではないですが、

「自分はこんな提案の仕方はせんとこ」と思う良いキッカケになり、
その時の気持ちを現在までポリシーとして大事に持っています。

この記事が参加している募集

#業界あるある

8,594件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?