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海外渡航75日目〜ポルトガル(ロカ岬)〜

こんにちは。
タニモトショウタロウです。

さて、今回向かったのはヨーロッパの最西端の地、ロカ岬。
このヨーロッパ横断旅のゴールになります。

長く感じた旅も今回で終わり。
そんな旅で使ったお金、話などを書いていきます。

今回使った金額

移動費
リスボンリッソからシントラ 2.80€(カード発行代 0.5€)(410円)
シントラ駅からロカ岬 4.35€(630円)
ロカ岬からシントラ駅 4.35€(630円)
シントラ駅からリスボンリッソ 2.30€(330円)

計 13.80€(2000円)

食費
朝食 7.25€(1050円)
水500ml 1.70€(250円)
コーヒーとお菓子 2.50€(360円)
夕食 マック 6.50€(940円)

計 17.65€(2600円)

観光費 10€(1450円)

証明書発行 11€(1590円)

宿泊費 72.88€(10520円)

合計 125.33€(18120円)

各金額について

まず、移動費について。
リスボンからシントラまで電車で移動し、そこからバスに乗り換えてロカ岬にいきます。

電車賃は安いですが、ロカ岬へと向かうバスが少し値が張りましたね。

まあロカ岬までのバスルートは距離もあれば道のりも少し険しいところもあったので、これくらいの金額になっても仕方ないかと。

次に、食費について。
朝食はリスボン中心部の駅にあるところでガッツリと食べて、昼食を無しに。

シントラ駅周辺で食事をしようかと思ってましたが、かなりの観光客が。
なので、夕食はリスボン中心部で済ませる形に。

まあ現地のレストランで食べようとすると3000円は吹き飛ぶことを覚悟しないといけないので、ここは回避して正解だったのかなと。

旅の小話

ヨーロッパ横断のゴール、ロカ岬についた時の話を。
当時は言葉が上手く出来なくて、ただただ泣いてました。

でも今は落ち着いたので、あの時の心境を言葉に出来そうです。

このヨーロッパの旅、ほとんど1人で全部やっていきました。

見慣れない景色、言語、人。
そんな環境の中、日本にいる間にチェックした絶景スポットへのアクセスを、ひたすら調べながら旅をしていました。

正直、ワクワクすることも楽しくもなかったです。
毎日力不足を感じて、人に助けてもらって迷惑をかけてしまう日々。

足を進めるたびに全身に傷が加わっていく感じでした。
本当にキツかった。

それでも、諦めずに進めました。
理由は「自分の知らない景色をとことん見に行きたい」から。

それ以外に理由はありませんでした。
もう「人の為」じゃなくて「自分の為」にこの旅をするようになってしまいました。

だから、自分が決めたことは最後まで貫き通したい。
その想いがこのゴール、ロカ岬へと身体を運びました。

ヨーロッパの最西端はユーラシア大陸の最西端。
なのに、自分には「世界の果て」に辿り着いた気がしました。

世界の果てなので、これ以上は進めない。
ここでゴールなんだと分かった時、とにかく自分にガッツポーズしました。

得体の知れない環境の中で、膨大な情報量の中で。
自分はこのゴールに辿り着きました。

その時、身体に巻き付いた何かが全て取れたような気がして。
自分の身体がとても軽くなっていました。

自分の身体が軽くなった時、色んな想いを抑えていたものも一気に溢れ出しました。

何が日本が終わっているだ。
日本は死ぬほど良い国だったじゃないか。

何が海外には夢があるだ。
そんなものほとんど無になった。

毎日生きられるかどうかも必死だ。
もう足を止めて楽になりたい。

自分のやっていることは、一生報われない。

もう色んな想いが沢山溢れ出した。
でも最後にはこんな想いが。

「これだけ世界の景色を見れたら、自分の人生に悔いは残らないと思ったのに!満足するだろうと思ったのに!なんでこの先の人生を全部使って、もっと沢山の景色を見に行きたいと、なんで今そう思えてしまうんだ!」

長く生きられないと自分の中で察してきた、今までの旅。
それでも時間の許す限り、世界をもっと見たいと自分に素直になってしまった。

あれだけのマイナスがあって、傷を沢山受けたとしても。
世界には沢山の絶景があるなら、全部見たい。

それを、自分の「生きる道」として決めました。

これからはこの道にしっかりと向き合いつつ、今まで自分がやりたかったことも全部混ぜてやることにしました。

自分に素直になり、自分の道をしっかりと足をつけて進む。
それが、このヨーロッパ横断で見つけた「答え」だと思いました。

最後に

あとは日本に帰るだけ。
日本に帰るまでは色んなことをやらなくちゃいけないので、1つ1つ片付けてい行こうと思います。

その時の話も、これから海外へと行く人たちへの参考になれば幸いです。

では、今回もありがとうございました。
良い旅路を。



日本だけで満足するはずだった自分の旅は、海外の景色を本で見てしまい、日本だけでは満足出来ないようになってしまった。


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