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膝を痛めて気が付いたこと

先日、強く膝を痛めてしまい、いつものように歩けなくなった。
整形外科では『半月板損傷』と診断された。

薬局で番号を呼ばれ、横に置いていた松葉杖を手に取ろうとしたら「あ、私がそちらまで行くのでそのままで良いですよ!」と言われ、薬の受け取りから支払いまで座ったままで行ってくれた。

大きな荷物を持つ場合には松葉杖は使えなかった。

人の多い街中だと、びっこを引いて歩いていても、何故かすぐ後ろを歩く人がいた。急かされているようで嫌だった。
優先席に座っても、一見健康体に見える自分は座っていても良いのかどうかと考えてしまい、少し目を伏せてしまった。

豊洲駅の地下鉄では、入口からホームまですべての階段に手すりが付いていた。池袋駅でも同じだった。
それなのに、だいたいの場所でエレベーターやエスカレーターの場所は連動していないので、乗りたければちょっと歩く必要があった。

ここ数日で気が付いたことは、正直考えたことも無かった。

たぶん、ハッキリ『必要』と気が付けることに関しては、だいたいの人はその必要な行動がとれるんだと思うし、それが『優しさ』であれば優しくも出来るんだと思う。
逆に、気が付けなければ何も出来ず、何もしないことは相手がいることに関してだと傷つけてしまったり困らせてしまったり場合もあるってことなんだと思う。

この膝の痛みが無くなっても、今の視点は忘れないようにしたいと思う今日この頃なんです。



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