見出し画像

新しい世界のバランス感覚:『気流の鳴る音』から学ぶ

どうも、皆さまこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
わたしは最近、コンテンツのガイダンス発表を終えホッとしています。
忙しくなるのは、これからなのですが、、、笑

さて、今回は「バランス感覚」について書きます。
つい先日、積読したままになっていた書籍、『気流の鳴る音』著:真木悠介を読んでました。

内容はざっというと、下記の通りです。

人類学者カルロス・カスタネダの著作に描かれた異世界の感性と論理に基づいて、人間本来の生き方を探求することに焦点を当ててます。
また、現代社会において抑圧された自己を解放することを目指す比較社会学的な概念も探究しながら、近代以降の世界と生き方についての新しい構想しましょ!っていう内容。(すごい雑に言うと)

この書籍を読み進める中で、本当にそうだなと思ったのが、近代化に伴い人々は拡大された感覚器を持つようになったけど、テクノロジーは共存する全体性へのバランス感覚は補完しなかったということ。

まさに、今の自分に当てはまるよなと感じます。

採用領域に携わることによって、その領域に存在する候補者、会社のみの成功にフォーカスすることで、経済、日本、世界といったメタ的な視点で思考できず、やがてその偏りが全体のバランスを崩壊させてしまう。

では、どうすればこの全体感や、バランス感を磨くことができるのか。
もしくは再生することができるか。

まず、「自分の感覚と行動を繋げる」ことがカギになると感じています。
前回、ご縁あって合唱をしてきたことを記事にしたのですが、
自分の感覚と繋がると、自ずと意識がその場の空気に溶け込むと思っています。難しいですが、自分という概念がそこにいない感覚。
人間主義を超越し、良い悪いという二項対立を超えた先の感覚と言いますか、どちらでも良い。みたいない納得感があるんですね。

これから、どう生きるか再考するうえで大変勉強になりました。
気になる方はぜひ、お手に取ってみてください。

それでは、今日はこの辺で。
皆さまの一日が有意義でありますように。
ごきげんよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?