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【雑記】旅行記を書きたい

ご挨拶的な何か


前々からnoteで何か書いてみたいと思っていた。奇しくも家族が新型コロナウイルスに罹患してしまい、予定のいくつかをリスケしたりキャンセルしたりせざるを得なくなった。要は暇ができたので、この機にnoteを始めることにした。
あまり長続きする性格ではないし、何より私は文章を書くのにおそらく人より時間がかかるので、そんなに頻繁に投稿はできないし、飽きたらやめてしまうかもしれないけれど、SNSなんてそんなもんだと思っている。私も気の向いた時に書くので、気の向いた人が気の向いた時に見てくれればいいな、くらいのつもりでいる。

本題

旅行記を書いてみたい、とずっと思っていた。

私が初めて旅行記というものに触れたのは、小学校の高学年に上がってから、中高一貫校の文化祭で鉄道研究部の展示を見に行った時のことだ。その時に、A5版で表紙が黄色い紙で刷られた部誌をもらって、家に帰って読んでみた。いくつかの記事が載っていて、それぞれを「ふんふん面白いな」という感じで読んだのだろうが、部誌の最後の記事を、何度も何度も読んだのを覚えている。その記事の内容は綺麗さっぱり忘れてしまったが、記事のタイトルははっきり覚えている。それはズバリ、「青春18きっぷ」というものだった。

当時は18きっぷが何たるかなんてさっぱり知らなかったし、JRの路線名も家の近くのものしか知らなかった。それでも、どこか遠い場所を自由気ままに旅する様を文字にした旅行記が、自分の心に深く響いたのだろう。それ以来、旅行記を読むのが大好きになった。他の学校の文化祭に行った時も、鉄道研究部の部誌は必ずもらうようにしていた。


高校時代にも、再び旅行記というものに触れる機会があった。
私は、さっきの部誌をもらった学校とは他の中高一貫校に進学した。そして高校生になって、私は同級生に旅行に連れて行ってもらうようになった。その同級生というのが、揃いも揃って皆鉄道研究部に所属していた。というわけで、旅行に行くとなれば必ず鉄道旅行になる。私は鉄道路線なんてろくに知らないし、高校生になっても在来線特急の存在すら知らないような感じだったので、「一緒に旅行に行った」というよりは、「旅行に連れて行ってもらった」という方が、私の実感としては近い。
そして、高校2年生に上がる前の春休みに、私はその同級生と6泊8日で北陸方面、それから関西に旅行に行った(泊数が一つ足りないのは、今は亡き「ムーンライト信州」に乗って新宿から松本まで行ったからだ。)高山から高山本線、北陸本線、湖西線と乗り継いで関西をのんびり目指す旅だった。地方鉄道にもちょこちょこ乗った。楽しかったなあ。

そしてその旅行について、同級生の鉄道研究部員がめいめい旅行記を書くことになった。私も各々が書いた旅行記を読むことができた。旅行記は読んでいるだけで楽しいし、何より自分も行った場所について各自の目線で書いてあるから、「こんなこともあったな」とか、「これこういう列車なんだ」とか(ところで、私の同級生がどういうかは分からないけど、気動車を「電車」というと鉄ヲタに怒られるらしいですね)、「この時こいつこんなこと考えてたのか」みたいなことを考えながら読み進められるのがまた面白かった。そして、自分も旅行記書いてみたいな、と思った。
私は鉄道研究部員ではなかったが、別に旅行記を書きたければ勝手に書いてネットの海に放り投げるくらいのことは、その気になればできただろう(現に、「小説家になろう」で、「エッセイ」というジャンルがあるということは調べており、「ここで書いた旅行記を公表できるんじゃないか」とか考えたりした。当時noteがあったかは分からないが、少なくとも当時の私はnoteの存在を知らなかった)。ただ、色々あって筆を取るには至らなかった。


大学生になった。
高校時代の同級生とは幸いにも現在まで交流が続いており、長期休みになると一緒に旅行に行っている。実にありがたいことだな、とつくづく思う。そして、旅行に行くたびに、「今度こそ旅行記を書いてみようかな」という気が湧いてくるにはくるのだが、旅行が終われば、学校に行ったり、アルバイトに行ったり、普段通りの生活が待っているわけで、毎度旅行記を書こうという意欲はいつの間にやら消えている。

しかし、昨日(22/11/24)まで行っていた旅行については少し違った。まず、何かこの旅行について発信したいな、と旅行に行く前から思っていた。YouTubeチャンネルを開設することも検討したほどだ(これについては、カメラを長時間回し続けるのが面倒なのと、自分の使用しているパソコンがMacbookであり、動画編集には正直向いていないだろうな、という理由でやらないことにした。)そこでnoteを使って旅行記を書いてみるというのは、発信の方法としてありなのではないか、と思った。
もう一つには、「ご挨拶的な何か」でも書いた通り、暇ができてしまった。今がチャンス、というわけである。

次回予告的な何か

というわけで、次の記事からは、22年11月21日から24日まで行っていた、福島県を中心にした旅行の旅行記を書いてみようと思う。全部で4回に分けることを考えている。

ただ、旅行記以外のことも、気が向いたら書くつもりでいる。気が向いたらだけど。なにせ、「これ文字にして伝えたいな」ということは割とあったりするが、いざ文字に起こすのは、時間がかかるし面倒だ。
そんなことを書いていて思い出したが、この記事を執筆している最中にまさに(22年11月25日23時ごろ)、「金曜ロードショー」で「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が放送されている。私もこの映画は2回劇場に観に行って、2回ともハンカチのお世話になった。何なら去年、設定資料集みたいな本も買った(なぜか積読状態なのでさっさと読みたい)。うーん、これは面倒臭がっていちゃいけないな……。

(リンクを貼ろうと思ったら、公式サイトのリンクがやけに重かった)
http://violet-evergarden.jp/books/

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