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#11 自助の大切さをどのように伝えるか

4年生の社会科「自然災害から暮らしを守る」の単元で、自助・共助・公助について学習する。
自由進度学習で進めていき、最後に、防災の取り組みを自助・共助・公助に分類していく。

ここで終わりの社会科授業。特に、公助の部分に目が行きがちだが、共助や自助が大切だということを伝えていきたい。

そこで、学習の導入で、
「兵庫県や明石市が守ってくれるからみんなは何もしなくても大丈夫だよね。地震が来ても大丈夫だ」と話す。すると子どもたちは「だめ!自分たちでも対策しないと!」となる。

そこで、自主防災組織に注目し、「なぜ自分たちで災害に対して取り組んでいく必要があるのか」をめあてとする。

資料をもとにその答えを考えていく。
兵庫県の副読本「明日に生きる」で、消防士が誰も来ず、自分たちで火を消していたエピソードを紹介することもできる。

最後に、1月1日の能登半島地震の時にニュースでしていた、自助・共助・公助の比率クイズを出す。自分の命を守るために大切なことは何かを今一度考えさせたい。


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