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自分の実践に影響を与えた本紹介⑨
ある学習会に参加して、西村佳哲さんのことを知りました。「働き方」や「人との関わり方」「自分を生かした仕事づくり」などをテーマに本を出していて、Amazonで爆買いしてしまいました。
西村さんの本の中で心に残った文章を紹介したいと思います。
「自立」の本当の意味
「自立」というのも、いろいろな人との関係の中で、その人らしさが立ち現れてきたときを指す言葉なんだよ、と言われて、なるほどと思った。経済的に不安がなくなることや、一人だけで生きてゆけるようになることが「自立」というわけではないのだなと。
「立春」「立冬」も「立」という言葉が使われていますが、「春らしい」「冬らしい」と、何かが「立ち現れる」瞬間を意味しているそうです。
「自立」も同じで、「自分らしさが立つ瞬間」を「自立」と解釈することができるかもしれません。
「自分一人で何でもできる」と思うとハードルが高いですが、「自分らしくやっていけそう」だと、誰でも自立した働き方ができると思います。
パッション(熱意)の確かめ方
ただ何かをやりたい時、僕らの意識はどうしても「できない理由」をつくりたがる。「これが足りない」とか、「こんなこともできない」とか。そういうのを取り外す。自分のジャッジを外していく。
自分自身を批判する意識は誰にでもあって、それが働きやすい。けど、できっこない現実があるのではんく、空想で「できっこない:と思っているわけです。それを取り外してゆくと、自分の中のパッションがより掻き立てられるというか。
熱意をもって何かに取り組む、仕事をする。しかし、そこに辿り着くには、相当の努力が必要になります。しかし、現実は、できない理由を見つけて、その努力を怠ってしまいます。
自分自身を批判的に捉え、きちんと熱意をもって取り組めているのかを確認する作業が必要です。この本では「ジャーナル・ライティング」という手法が紹介されており、書くことによって自分の進む道や進路を確認していくことが大切だと書かれています。
書いたり話したりしながら、自分の進む道をふり返っていく、リフレクションしていくことが大切かもしれません。
また次回、もう少し紹介したいと思います。
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